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この写真の湯呑み茶碗は日本製で、茶葉は「福建茶」だそうです。淹れて飲んだ街は、ニューヨークで、飲んだのは私の長女です。彼女は、こちらに来た時に、自分で買った「桂茶」が気に入って、好きなのです。このお茶の産地の福建省の武夷山は、昔、皇帝に献上した「岩茶yancha」で有名で、知人のお爺さんから、一万元もする物を、私は頂いたことがあります。飲めずに、どこかにしまってあります。そのお爺ちゃんは、亡くなられたのですが、人民軍の高級軍人でした。
また、高倉健が主演した映画「単騎千里を走る」を監督をした、張芸謀が演出した野外劇の「红袍honpao」でも有名です。やはり中華文化における「茶」は、中国のみなさんとは切っても切れない関係がありそうです。昨日、来客があって、『コーヒー、紅茶、中国茶、日本茶、何がいいですか?』とお聞きしましたら、『日本茶!』とのことで、取って置きの「菊川茶/深蒸し」を入れて上げました。「緑色」のお茶は初めてだそうで、不思議な顔をされて飲んでいました。
日中文化交流になるでしょうか。帰りしなに、『アリガトウ!』と言っておられました。その四人のうちの一人のご婦人は、来週、「クルーズ船」で、日本旅行に行くそうです。そろそろ、日本茶が欲しくなる秋が来そうです。団子か大福かカリントウ、やっぱり「金鍔(きんつば) 」があったら最高なのですが、ちょっと無理かな。
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