街角で

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最近の街角で、以前と違うことが幾つかあります。その一つは、主要の道路には中央分離帯として、<柵(可動式)>が置かれたことです。以前は、横断歩道を含めて、どこででも、道路を横切れていたのですが、この柵のおかげで、遠回りしなければならなくなってしまいました。信号と信号、横断歩道と横断歩道の距離が驚くほどあるのです。安全にはなったのですが、その代償もあるのです。稀に、若い人がこれによじ登っているのを見かけます。

この街で、来年、「奥体(日本だと「国体」のこと)」が行われるので、全天候型の屋内競技場が幾つも、我が家から20分ほどの広大な一郭に作られています。また全国から集まる選手たちが宿泊するホテルも、幾棟も工事中なのです。道路整備も行われており、高架橋や立体交差などが作られています。その工事をする作業員のみなさんが、朝5時半ごろには、大勢出勤しているのです。そのために中央分離の柵を細工して、くぐれるようにしてある所を渡っている人を、今朝、見かけたのです。遠回りしないで済むからです。<建設ラッシュ>は驚くほどです。

それに、貸店舗での自営の<果物屋>をする方が増えています。夏に買いたい重い「西瓜」も、以前は、スーパーで買って帰らなければならなかったのですが、アパート群の門を出て、すぐの所に4、5軒もあるのです。マンゴスチンとかバナナとかドリアンなどの輸入果実まで、店頭に並んでいます。果物の需要が増えているからでしょう。 また、<パン屋>が増えています。饅頭、餅、油条(棒状の揚げパン)、粥が、朝食で食べられていたのですが、今は、<パン食>が多くなってきているようです。食パンは薄く切られていて、砂糖入りで甘くて、ちょっと馴染まないのですが、我が家は、毎週のように、天然酵母で発酵させた<日式食パン>を頂くことができています。これが美味いのです。

暑い夏になって、若い女性の<ホットパンツ姿>が目立って多くなってきています。『ウーン!?こんなんで好いのかな?』と、唸ってしまうような姿なのです。着ることのできなかった時代が終わって、自由奔放になってきているようです。悩ましいのは少々問題であります。若き男性には目の毒でしょう。また年配の女性が、ずいぶんと<若作り>なのが気になりますが、<いい時代の到来>なのだと思うことにしております。はい。

(写真は、「イギリスパン」ですーWMから)