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『中国で、食べてばかりいる!』、と思っておいででしょうね。そうなんです、よく食事に招かれたり、招いたりして、食べています。<食の大切さ>こそ、中国五千年存続の中心点なのではと感じております。『生きるために食べる!』、『生きているから食べられる!』、『食べて生かされる!』のでしょう。健康だから、食べることができ、その健康を支えるために食べているのが、私たち人間に違いありません。

こちらのみなさんは、ついでに食べているようなことは決してありません。食べることや食欲を軽視したり、蔑視したりもしません。気取らないで、美味しく楽しく食べているのです。<食>が<生>の一つの中心なのです。大いに賑々しく食卓を囲んで、よく声高に喋り、朗らかでー話題豊富で、自己主張しながら、何時も隣席に気を配っています。食卓の上に運ばれた、大皿に盛られた料理を、囲んでいる全員が、自分の取り分を、全員のことを考えながら、小皿に取って食べています。私たちがモタモタしてると、自分のをさて置いて、小皿に取ってくれ、『食べろ!』と言います。

多く取っても、何度取っても意に介しません。一人一人の決めを尊重するのです。しかし恥ずかしい思いをしないために、剣を喉に当てているのです。私は、そうしていますし、みなさんが、そうされておいでです。こういった席で、子どもたちは、自分の好きな物を独り占めしないで、周りに配慮するように学ぶんでしょうか。

華南では、よく糯米(もちごめ)を食べます。一昨日の宴会では、具沢山の<混ぜ御飯>が供されました。糯米の粘りと具が好く合っていて、大変美味しかったのです。食材や味付けが似ていて、日本人好みの料理が多いのです。有名な<広東料理>に味などが近いようです。

最近、わが家では「ハンバーグ」を作って、お客さまをもてなしています。母伝授の作り方で、手製のソースの中で煮込むのです。子どもにも大人にも好評です。 お出でになられたら,ご馳走しましょう。どこの国にも、<民族料理>や<郷土料理>があります。その土地その土地、土地柄にあった食材が用意されていて、その家庭その家庭に美味しい調理法があって、伝統料理や家庭料理が出来上がるのです。明日の英気を養うのも、そんな料理を食べてでしょうか。

(写真は、アワビの養殖場です➡︎百度より)