戦争と平和

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 青年期に、ヴェトナム戦争がありました。『市民権がもらえるぞ!』と、同級生に誘われたのですが、応募しませんでした。1965年、その戦争中に、“ What The World Needs Is Love ” と言う歌が生まれました。戦争よりも、「愛」を世界が必要としている叫び声でした。

What the world needs now is love, sweet love
It’s the only thing that there’s just too little of
What the world needs now is love, sweet love
No, not just for some but for everyone

Lord, we don’t need another mountain
There are mountains and hillsides enough to climb
There are oceans and rivers enough to cross
Enough to last ‘til the end of time

What the world needs now is love, sweet love
It’s the only thing that there’s just too little of
What the world needs now is love, sweet love
No, not just for some but for everyone

Lord, we don’t need another meadow
There are cornfields and wheat fields enough to grow
There are sunbeams and moonbeams enough to shine
Oh, listen, Lord, if You want to know

What the world needs now is love, sweet love
It’s the only thing that there’s just too little of
What the world needs now is love, sweet love
No, not just for some, oh, but just for every, every, everyoneq

(What the world needs now) Whoa, whoa (is love) is love (sweet love)
(What the world needs now) Oh, oh (is love) is love (sweet love)
(What the world needs now) Oh, oh (is love) is love (sweet love)

世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
足りてないのはこれくらい
世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
ダメよ一部の人だけじゃ,みんなになくちゃダメなのよ

神様,山はもう要りません
山登りしたいなら,山も丘も十分あるし
渡ってどこかへ行きたいのなら,海だって川だって十分に足りていて
この世の終わりがやって来るまで,なくなったりしないから

世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
足りてないのはこれくらい
世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
ダメよ一部の人だけじゃ,みんなになくちゃダメなのよ

神様,牧草地ももう要りません
食べ物を作りたいなら,トウモロコシの畑とか,小麦畑が十分あるし
輝く光が欲しいなら,お日様の光や月の光もあるの
ねえ神様,関心があるならどうか話を聞いて

世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
足りてないのはこれくらい
世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ
ダメよ一部の人だけじゃ,みんなにもれなくなくちゃダメ

世の中に必要なのは,愛ってものなの,優しさよ(愛なのよ)

 日本の最後の戦場となった沖縄ですが、2023年の「平和の詩」に選ばれた沖縄市立山内小学校の2年生の徳元穂菜さんの詩、「こわいをしって、へいわがわかった」があって、次の詩を発表しています。

「びじゅつかんへお出かけ
おじいちゃんや
おばあちゃんも
いっしょに
みんなでお出かけ
うれしいな

こわくてかなしい絵だった
たくさんの人がしんでいた
小さな赤ちゃんや、おかあさん

風ぐるまや
チョウチョの絵もあったけど
とてもかなしい絵だった

おかあさんが、
七十七年前のおきなわの絵だと言った
ほんとうにあったことなのだ

たくさんの人たちがしんでいて
ガイコツもあった
わたしとおなじ年の子どもが
かなしそうに見ている

こわいよ
かなしいよ
かわいそうだよ
せんそうのはんたいはなに?
へいわ?
へいわってなに?

きゅうにこわくなって
おかあさんにくっついた
あたたかくてほっとした
これがへいわなのかな

おねえちゃんとけんかした
おかあさんは、二人の話を聞いてくれた
そして仲なおり
これがへいわなのかな

せんそうがこわいから
へいわをつかみたい
ずっとポケットにいれてもっておく
ぜったいおとさないように
なくさないように
わすれないように
こわいをしって、へいわがわかった」

今まさに、ウクライナでは戦争が続いていて、何も生み出さない争いなのを、過去に学ばない愚かさを露呈しています。いつも苦しむのは、若者たちであり、その家族です。産業は滞り、食糧も生産できず、多くの命が潰えているのです。そん中で、平和を願う声が、世界中から聞こえて参ります。

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