ガジュマル

 

 

今朝、あるサイトに、木を避けた道路が敷設されている写真が載っていました。自然保護なのでしょうか、自然への敬意なのでしょうか、人間の考えや便利さを優先しないで、自然の植生を大事にしようとの考えで、道路計画を変更したのは、素敵なことです。

私たちが住む華南の街には、「榕树ronshu」と言うガジュマルの木が、至る所にあります。森林公園に行きますと、《樹齢千年》の大木があって、観光名所になっているのです。街中は、この上の写真と同じで、ガジュマルが優先して、道路や交差点の真ん中に、堂々と立っている姿を、何箇所でも見られます。

日影を作って、市民に涼を与え続けてきたガジュマルは、かけ甲斐のないもので、道路のまっすぐさの方が便利なのに、人や馬車や車が、この木を避け、古来大切されて、市民の手で育てられてきているのです。懐かしく、街中の風景を思い出しております。

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