白いまんまが

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 六月、旧暦の呼び名で、「水無月」となりました。もう田圃には稲の苗が植えられていて、水がはられて稲穂が風に揺らいでいるでしょうか。間もなく梅雨にも入るのに、どうして「水無月」なのでしょうか。この月は、「水月」とか「水張月」とも言われてきていて、「無」とは関係なさそうです。日本の農事や主食の中心に、この「お米」があります。

 子どもの頃、「風の小六」と言う歌が歌われて、ラジオでよく聴きました。その二番に次のような歌詞がありました。

白いまんまが食えよぞえ

 風の小六は、どんなに感謝して米を喰ったことでしょうか。日本人が「幸せ」を感じることができる、大きな一点は、「白米」を腹一杯喰うことでした。「八十八」回も手を加えて、育て上げる「米」が珍重され、年貢として上納されてきました。

 父が、『もっと、もっと喰え!』と言っては、私たち四人兄弟を育て上げてくれました。母は、ハンバーグステーキ、具沢山の堅焼きそば、ちらし寿司、すき焼き、秋刀魚などの焼き魚、しじみの味噌汁、つけた白菜や大根の漬物、煮しめ、おひたしを作っては、食べさせてくれました。

 ケーキや餡蜜や笹団子や薄皮饅頭やソフトクリームや佃煮などを、父が買ってきては、よく食べさせてくれました。正月餅の切れ端を切っては干して、それを油で揚げてくれましたし、カルメ焼きをザラメさとうを、お玉で七輪の上で煮溶かし重曹を加えて作ってくれたのです。非行防止策だったに違いありません。

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『あなたは小麦、大麦、そら豆、レンズ豆、あわ、裸麦を取り、それらを一つの器に入れ、それでパンを作り、あなたがわきを下にして横たわっている日数、すなわち、三百九十日間それを食べよ。(エゼキエル4章9節)』

 先月、娘の家を訪ねた時に、「エゼキエルパン」を買ってきて食べさせてくれました。神さまがエゼキエルに作って食べるようにと言われたレシピのパンです。美味しかったのです。添加物なしで健康食です。自家製で作れたらいいなと思案中です。好い月をお過ごしください。

(いらすとやの田植えと、秋の収穫です)

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