.
、
中国のSNS・小紅書(RED)に1日、「初めて日本に行って私が最も衝撃を受けたのは、実は清潔さではない」との手記が投稿された。以下はその概要。
日本に行く前から「日本は清潔」「日本は秩序がある」「日本はサービスが良い」という話は何度も聞いていた。だから、これらの点は予期していた。本当に衝撃を受けたのは、言葉ではなかなか表現しづらい感覚だ。後に、長いこと考えて分かったが、それは「境界感(他人との距離感)」だった。
私は典型的なHSP気質(感受性が強く敏感な気質)で、性格診断でも何度もISTJ(管理者型。内向的でルールや計画を重視するタイプ)という結果が出ている。どういう意味かと言えば、私は周囲の細かな変化にとても敏感だということだ。
人の話し方、その場の雰囲気、周囲の人の感情、そしてその空間の秩序。多くの場合、こうした感知能力は長所と言われるが、これはものすごく疲れるものでもある。脳が本当にリラックスできる瞬間がないからだ。常に周囲を観察してしまう。
だから、初めて日本に行った時に最も意外に感じたのは観光地ではなく、あの絶妙な「心が緩む」感覚だった。電車の中は静かで、街中でも大声で騒ぐ人はほとんどいない。列に並ぶ人たちは互いに押し合うことはなく、コンビニの店員は礼儀正しくも必要以上に距離を詰めてこない。
みんなが当然のように、「他人の空間にむやみに踏み込まない」という共通認識を持っているかのようだ。HSP気質の私には、その感覚がとても強く伝わってきた。その時、初めて気付いた。秩序は効率だけではなく、安心感ももたらすのだと。長い間緊張し続けてきた人間の神経を、少しずつほどいてくれるものなのだと。
なぜ何度も日本を訪れるのか。日本では人間関係の雑音に振り回されることがない。無理な付き合いをしなくてもいい。常に相手の複雑な感情を読み取ろうとしなくていい。静かに歩き、静かに食事をし、静かにこの世界を眺めることができる。HSP気質のISTJである私にとって、その感覚は本当に貴重なものだ。
「どうしていつも日本へ行くの?」とよく聞かれる。私はようやくその答えが分かった気がする。私が好きなのは日本そのものだけではなく、そこで少し肩の力を抜くことができる自分自身なのだ。」(Record China 翻訳・編集/北田)
(日本人教会の天井の紋様です)
.
