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2007年の5月頃でしょうか、天津の語学校で、中国語を学んでいました時に、自転車で通学していました。その朝、街の中を、白い「わたげ」のようなものが飛んで、幻想的な光景を見せていたことがありました。タンポポが咲き終わった後に似た光景でした。吹き溜まりに、雪の様に集まって、吹く風に揺れているのです。
街いっぱいにあふれるといった感じでしょうか。それを、「柳絮(りゅうじょliuxu))」と言い、学校で、先生に聞くと、北京や天津など東北地方の風物詩なのです。まるで雪が降っているよう様に感じられ、私が育った田舎や東京の都下の街では見たことがありませんでした。
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昨日配信された「HP里山を歩こう」に、この「柳絮」の写真(このサイトに投稿されてあったものです)が載っていました。埼玉県の志木市辺りを流れる「柳瀬川」で撮影された写真(上の写真です。下は、中国のサイトからダウンロードしたものです)です。今頃の日本でも、飛ぶのですね。
11年前の天津では、街中が、まるで雪が降った様に、白くされていて、その「柳絮卯」を避けたり、手で払いながら自転車をこいでいました。『ああ、中国に来たんだ!』と思った事でした。
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