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この街に来て、天津の語学学校での学びを継続するために、ある大学の外語学院で学んでいた時、上級生が、歓迎だか親睦で、私たちを、食事に招いてくれました。住んでいた学生寮から20分ほど歩いた所にあった料理店でした。結構、料理の種類も多くご馳走でした。ある肉を食べていたら、『それ、《カエル》、美味しいでしょう!』と、一人の方が言ったのです。『鶏肉かな?』と思って、結構淡白で 美味しく、モグモグやった後でした。
彼らが騙したのではなく、《言わなかった》だけでした。それ以来、食べなれない料理が幾つかありました。親しくしてくださる、ご家族が、高級ホテルで、食事に招いてくれた席で注文してくれた、高価な《蛇料理》でした。その後、3度ほど、この料理が出た食事会があったのですが、最初の時だけ、無理して食べました。でも、舌に合いわずに、今に至るまで食べられずにしています。
3度目の時は、長女が訪ねている事を知って、同じホテルで食事をご馳走になった時です。長女は、招待してくださった夫妻への感謝を込めて、この《蛇料理》を顔色を変えずに食べていたのです。シンガポールで長く過ごしたので、抵抗がなかったのか、招いてくださった方の気持ちを察して、ビジネスマンとして礼を守ったのかも知れません。
もう一つは、《ナマコ(海鼠)》です。これも中華の海鮮料理では、クルマ海老や鮑のように、高級食材なのです。二度ほど、結婚式の宴席で出されたのですが、隣席の方に譲ってしまいました。目を丸くして、彼女は『谢谢!』と言って、二匹も食べられて満足そうでした。
さらにもう一品は、「臭豆腐chodofu」です。一度食べました。しかし、二度は食べていません。食べられますが、買ってまで食べようとは思いませんし、ご馳走になったこともないのです。結構、中華料理には、敬遠しているものがあって、未だに苦手な物があって、申し訳ないと思っております。
最近、日本で食の問題が取り上げられているそうです。"ガスト"で、《カエル》の死骸が、注文した料理の中から出たとニュースが伝えていました。混入したのでしょうか。でも、結構、肉の代用品として、暗黙の内に使われているのかも知れませんね。"食用◯◯"が、隠れて調理されているニュースを、時々聞くからです。《地鶏》と偽って、普通の鶏肉を使ってることも露見したようです。「正直」であって欲しいですね。
(一度思いっきり食べたい"ロースト・ターキー"です)
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