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帰国して訪ねると、帰りしなに、『また来年来てください!』と言われて、また訪ねるを繰り返して来て、今回の帰国時にも、彼らのお父さん(私のアメリカ人の恩師の友人で私も親しく交流をさせていただいた方)と、若き日に共に過ごした、静岡県下の街を訪問しました。そこに、上のお嬢さんと下の息子さんが、それぞれに日本人の伴侶を得て住んでいるからです。
懐かしい昔話をしたりして過ごし、昨晩、強雨の中を、日本橋の宿舎に帰って来ました。この彼らのお父さんは、私と20才違いで、同じ月の同じ日の誕生日でした。父の世代とも言えるでしょうか。私たちの子どもが小さかった時に、よく呼んでくださって、この方の家で、数日過ごしたのです。私の子どもたちのために、彼らの部屋を提供してくれたのです。
その彼らの子どもたちが、今や、大学生、高校生になっているのです。小学校から、大学まで、日本語教育を受けている最中なのだそうです。その街の彼らの若い友人たちの中にも、私の子どもたちと、米国留学中に、共に過ごしたという方が、何人もいて、家庭を持ち、子育てをしている方たちとも会いました。
若い頃から、頻繁に訪ねましたから、思い出もたくさんがあるのです。よく正月に行きました。海が近くて温暖な気候ですから、山間部から出て来ると、その広がりと海と快晴の空が強烈でした。彼らのお母さんは、アラバマのパン屋のお嬢さんでしたので、美味しいパンやクッキーを焼いて、もてなしてくださったのです。舌と胃袋で感じた味覚というのは、何年経っても忘れないのが不思議です。
歓迎されるって嬉しい事ですね。最後の訪問を終えた私たちは、明後日、これも素敵な友人たちの住む街に帰る事にしています。今日は晴れるでしょうか。昨日は、「母の日」でしたから、家内は、カーネーションを一輪いただいて、大事に持ち帰って来ました。週末に、下の息子が訪ねてくれ、新しい"iPad"をセットアップしてくれ、一緒に昼食をとりました。今日は、上の息子の家族を訪ねる予定です。
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