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小学校で、日本特産の「和紙」の原料になる木が、「コウゾ(楮)」、「ミツマタ(三椏)」、「ガンピ(雁皮)」だと学びました。パピルスや羊皮紙、木板や竹板や粘土板に、文字を書いたり刻んだりしたのですが、筆に墨を浸しても滲まない「和紙」の出現は画期的だった事でしょう。この「和紙」を、留学僧は、長安や洛陽の都に持参し、献上したそうです。
テレビで、「紙漉き(かみすき)」の様子を見た事がありました。それを見ていて、一度、自の手で漉いてみたいと思ったのです。この写真の木は、「雁皮」で、小さな花をつけています。今朝、配信された「里山を歩こう」に、掲載されていたものです。広島県下の芸予諸島・上蒲刈島に咲いていたそうです。
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