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長女夫婦が、弟の婚礼に出るために帰国し、二週間を過ごして、今夕の便に乗って帰って行きました。仕事のために、娘は、本社に出たり、得意先周りをし、電話で仕事の段取りもしていたそうです。その義理の息子、婿殿が、初めての日本訪問で、すっかり、"ニッポン贔屓(ひいき)"で、気に入ってしまったのです。ボストンで生まれ、サンフランシスコで育ち、今ニューヨークに住んでいるのですが、ニッポンの"スイーツ"が大好きになった様です。
ニッポンの食品が、お世辞ではなく、ほんとうに美味しいのだそうで、チーズケーキ、ホットケーキなどは、手放しで好きになって、家に<いない>なと思って探しに行くと、近くのスーパーで、チョコンと座って、スイーツを楽しんでいたのだそうです。今日、最寄りの駅前から空港行きの"リムジンバス"に乗る前に、長男の嫁御が、「星野珈琲」と言うコーヒーショップで、食事をご馳走してくれたのです。そこで、彼は、コーヒーとホットケーキを注文し、たっぷりのバターとメイプルシロップをかけて、美味しそうに食べていました。
キメの細かいサーヴィスがあるのも、ニッポンの好さな理由なのでしょうか、築地の寿司を食べたり、味噌汁を飲んだりもしていた様です。納豆やコンニャクも、食べてみたら、どんな顔をしたことでしょうか。御茶ノ水で、"牛タン"と"トロロ麦ご飯"を美味しそうに食べていました。どうも日本で生活したくなったのではないでしょうか。
そう言えば、今回の一時帰国の街角で、外国人、とくにヨーロッパ系の方を、実に多く見かけています。中国でお世話してくださる方の奥さんと二人のお子さんが、去年から駒込に住んでいるのを訪ねるために、秋葉原から都バスに乗ったのですが、秋葉原は中国人の家族が溢れるほどにいました。何十年も来たことのない街で、道に迷った私と家内は、バス乗り場に行くのに、中国からの観光客に、道を聞かない様にするのに手間取ったほどでした。
婿殿は、"地下鉄"も気に入った様で、ニューヨークの地下鉄とは比べものにならないほどだそうでした。後楽園の東京ドームでの巨人戦に、下の息子が招待したそうで、地下鉄でやって来て、地下鉄で帰って行きました。私たちは用があって、それを済ませて、御茶ノ水で合流したのです。
話が前後してしまいましたが、婿殿が、ニッポンの好い印象を感じ、素敵な体験ができて、笑顔で帰って行きました。増えた家族を歓迎し、兄弟姉妹に、義兄弟と義姉妹を加えて、子どもたちが好い関係を持っていてくれるのは感謝なことです。次回は、今回帰国できなかった次女家族も加えて、一緒の時を和気藹々と、また過ごせたら好いな、と思っている夕べです。
(今夕配信の呉市の灰ケ峰の"ニッポンの新緑"の様子です☞「里山を歩こう」)
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