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七月七日は、〈二十四節気〉で、「小暑」にあたります。この〈二十四節気〉が作られたのは、紀元前の中国の黄河流域の「中原(ちゅうげん/東周時代の首都が、この中原の「洛陽」でした)であったため、日本の気候とは、だいぶずれがあります。
この〈二十四節気〉の内、「立春(2月上旬)」、「立夏(5月上旬)」、「立秋(8月上旬)」、「立冬(11月上旬)」の4つの節気は、それぞれ春夏秋冬の始まりを言っていますが、『春と言うには名ばかり!』と、時期尚早な思いを、私たち日本人は感じますが、よく『暦の上では・・・』と言って、その「ずれ」を表現します。
華南の地に12年住みましたので、この「小暑」の時期が、小さな「热re/中国では〈暑さ〉を〈熱〉で書き表します」どころではなく、酷暑になっています。今頃体感温度は、40℃を超えていることでしょう。もう学校も夏休みに入っていて、ホッとしている時期です。
こちらの街中も、期末試験中の高校生が、早めに帰宅してる姿が見られます。何せ高校が八校もある街だから、見事です。また海のない県だから、夏休みには、湘南や茨城の海に、海水浴に行くのでしょうか。
車に4人の子をのせて、静岡の伊豆や相良の海に出かけた日が懐かしく思い出されます。行く道のサービスエリヤで、〈イカの姿焼き〉が食べたかったみんなに、食べさせてあげたいと思っている、「小暑」の今更の老父です。
(洛陽の旧市街の写真です)
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