勿忘草

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文愛姐
おはようございます。
ここ栃木は、梅雨の真っ只中です。
昨日は降雨の天気予報でしたが、ひと時でしたが陽が出てくれました。西日本、とくに九州地方では大雨が続いているそうです。
そんな梅雨の中、今年の初めの八日間の隆子の入院生活を思い出しています。
2011年の11月に市立第二医院に入院した時も、今回の省立医院に入院した時も同じように、とくに姉妹たちが、交互に寝泊まりまでして、朝、昼、夜とお世話をしてくださったことは感謝に尽きません。
今回、小秀姐がまとめ役で、家内のお世話をしてくださったことに、感謝しております。格別な感謝を小秀姐にお伝えください。彼女は、優姐と一緒に遠路を、ここ栃木までお見舞いに来てくださり、家事を助けてくださったりでした。
お一人お一人に感謝すべきですが、今はできそうにありません。
文先生から、私たちの感謝を、改めて、愛兄姉にお伝え下さいますよう、お願いいたします。
また多くの兄弟姉妹からもお見舞金をいただき、今も倶楽部から月々の愛心を頂いていますことを、みなさんに感謝をお伝えください。
そのことで隆子も私も、どんなにみなさんに愛されているかを知って感涙しています。
その愛が、家内の厳粛な病態を変えているのだと思わされています。
もちろん上からの憐れみによりますが。過ぎました半年の家内の闘病は、危ぶまれた事態や時もありましたが、6ヶ月の余命を超えて、昨日も散歩に出て、野花を摘むほどに回復しております。とくに気持ちが落ち着いて静かにしております。家事も少しずつする様になっています。
まだ悪い病原部分が残っていますが、それと闘いつつ、今を過ごしています。
獨協医科大学病院の医療と主治医、スタッフのみなさんの懇切な治療も受けております。
ただただ感謝で、隆子も私もいっぱいです。
とくに倶楽部の責任をおとりの越夫妻、唐夫妻、陳夫妻、程夫妻に、感謝をお伝えください。
また、姉妹方お一人お一人に感謝をお伝えください。
文姐に、最高の感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
私たちの目標は、癒えて、愛するみなさんの所に帰ることです。
ご迷惑にならないなら、そうしたい願いを持ち続けております。
私たちの思いとして、この「勿忘草」を掲げます。
感謝まで申し上げます。

準&百合

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追記
これは、家内の闘病の半年を支えてくださった1人のご婦人に、月初めに書き送った手紙です。少し書き換えてあります。大きな支えと激励をしてくださったことへの感謝の手紙です。

(これは「勿忘草(わすれなぐさ)」です)

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中国の華南の漁村を写した写真です。休みが欲しくなったら、この浜に出かけて、陽の出入りを眺めていたいと思っていました。街中にはホテルはあるのですが、海浜に泊まれる民宿があるでしょうか。漁師たちの量や養殖に勤(いそ)しむ姿も見ていたいものです。近くの内海には、養殖用の筏が多くあって、二階建ての小屋も、筏の上に作られて、生活もしている様です。そこではアワビなどの養殖が行われています。
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子どもの頃、作詞が林柳波、作曲が井上武士による日本の童謡・唱歌の「海」を、よく歌ったのです。

海は広いな 大きいな
月がのぼるし 日が沈む

海は大波 青い波
ゆれてどこまで続くやら

海にお舟を浮かばして
行ってみたいな よその国

この歌に、行ってみたいのは「よその国」の海ですが、そう言うよりは、この華南の海が、「ふるさとの海」の様に感じられ、そこに戻りたいと思っているのが不思議です。何年か前に、この写真撮影された浜辺の近くにあった、アワビの養殖場に、高速艇に乗せていただいて、見学に連れて行ってもらったことがありました。友人の養殖をしている筏でした。潮の香りがして、波に揺れる筏にのって、海の男の気分を味合いました。その時、家内も筏の上にのっていました。

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