今月、八月は、家内と長女と次男、そして次兄の誕生月です。それに長男夫人が、7月末でした。<夏休み>の最中ですので、学校や級友たちと会わない間に迎えるので、忘れられてしまいやすいようです。
昨夕は、私たちの住んでいる街から、シンガポールの大学にやって来ているご家族と夕食を共にしました。ご主人は市内の大学の物理学の教師です。この方の奥様が、家内の誕生日を知っておられたのです。小学校一年の息子さんが、『何をお祝いしよう?』と三日も考えた末に、一枚の誕生カードを書いてくれました。気持ちが込められ、立体的な<デコレーションケーキ>が絵の中心に置かれていて、家内と、何と私も描いてくれてありました。
その他に、家内へのプレゼントは、<保温水筒>で、これも私用も添えていてくれたのです。この心配りに家内も私も、とても嬉しく、<ドイツ料理>の夕食を共にしました。運河が夕映えにきらめいて、熱帯の佇まいの中で、誕生日を祝われた家内は大喜びしていました。
その誕生を両親が愛でてくれたのでしょうけど、すでに召されていますが、こう言った形で、お祝いをされるとは思いもよらなかったのでしょうか、家内は、とても嬉しそうにしていました。生きていると、こんなに素晴らしいことがあるのですね。
中国のみなさんとレストランで食事をすると、決まって<一悶着>起こるのです。食事代を誰が払うかで、『私が!』、『僕が!』、『あたしが!』と、結構激しい戦争になるのです。すったもんだの末に、支払い者が決まると、一件落着なのです。ご馳走になった方は、『次は私が!』と心に決めるのです。
昨日は、久しぶりの再会の歓談も兼ねていましたので、結局、娘がトイレに行く振りをして、払ってしまったのです。このご主人も、トイレに息子を連れて行く振りをされて、払いに行ったら、支払い済みで、機会を失って席に戻って来られて、困っておいででした。
誕生会と再会を果たして、モールの中でハグを交わして、それぞれ家路に着いたシンガポールの繁華街の宵でした。
(写真は、シンガポールのモールの風景です➡︎百度より)