再びおいでになるイエスさま

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Jesus Christ is talking to you.

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 聖書の学び方、説教の仕方、パウロの宣教の動き、教会の誕生、終末の出来事などなど、さまざまな真理を、恩師が8年間教えてくれました。出来のよくない弟子でしたが、骨子を学ばせてくださったことには、今もなお感謝が溢れます。

 ある日の聖書の学びでした。コンピューターが、使われ始めてすぐの頃のことだそうです。聖書の記事を入力していた時に、ある発見をしたのだそうです。コンピューターがはじき出したのは、人類の歴史の中に、「太陽が動かなかった日」、「日時計が止まった日」のあることを知らせたのだそうです。それで、聖書が紐解かれたのです。

 『主がエモリ人をイスラエル人の前に渡したその日、ヨシュアは主に語り、イスラエルの見ている前で言った。「日よ。ギブオンの上で動くな。月よ。アヤロンの谷で。」 民がその敵に復讐するまで、日は動かず、月はとどまった。これは、ヤシャルの書にしるされているではないか。こうして、日は天のまなかにとどまって、まる一日ほど出て来ることを急がなかった。 主が人の声を聞き入れたこのような日は、先にもあとにもなかった。主がイスラエルのために戦ったからである。(ヨシュア101214節)」

 ケンブリッジ大学のある学者は、『これは、日蝕だったのだろう。』と、科学的に結論しています。聖書が記す奇跡的な記述を受け入れない人たちは、神話、信仰の熱心さが高じて、非科学的なことが記されているのだ、とも言います。

 そして、もう一ヶ所、預言書の中に、次のような時事があります。

 『「行って、ヒゼキヤに告げよ。あなたの父ダビデの神、主は、こう仰せられます。『わたしはあなたの祈りを聞いた。あなたの涙も見た。見よ。わたしはあなたの寿命にもう十五年を加えよう。 わたしはアッシリヤの王の手から、あなたとこの町を救い出し、この町を守る。』 これがあなたへの主からのしるしです。主は約束されたこのことを成就されます。 見よ。わたしは、アハズの日時計におりた時計の影を、十度あとに戻す。」すると、日時計におりた日が十度戻った。(イザヤ3858節)』

 聖書の記事によると、神さまが《時》を定め、それを動かし、変更するお方だと言っているのです。支配や統御の範囲が、時間にも及んでいることを知って、聖書を読み始めて驚かされたのが昨日のようです。

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 また、コンピュターが出始めた段階で、長く広く読み継がれた聖書の記述の内容にまで、コンピューターの追跡が及んだと言うことに驚かされたのです。聖書が神話や、人間によって編纂されたものではないことを、コンピューターが答えを出したと言うことでしょうか。

 溢れる情報の中で、真理も虚偽も人間の創作も、創造の神への疑いから起こりますが、聖書が、神の言葉であることを、もうコンピューターが出現して間もない頃に、失われた日や時のあったことを突き止めたと言うことなのです。人の常識を超えた、神さまの意図が判るなら、私たち人は、頭を垂れて、神ご自身を受け入れなければならなくなるのでしょう。

 やがて、「世界政府」が出現するだろうと、恩師は聖書から教えてくれました。定められた「時」、「出来事」があると言うのです。全人類の情報を集め、一人一人の個人情報を記録し、掌握し尽くす政府とは、どんな形で出現するのでしょうか。でも、神の子で、死から蘇られたイエスさまは、「万軍の主」、「栄光の王」として、再びおいでになります。主に会う備えをするのは、今の恵みの時であります。

(“ キリスト教クリップアート ” のイラストです)

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