「葉桜」になった、東武宇都宮線の「おもちゃのまち駅」の近くの桜です。咲くのを待ち望んでいて、寒波や花寒の中でやっと咲き始め、満開になり、もう散り始め、今や葉も出てきています。この花は、淡くて、散り際が潔く、日本人の感性そのものなのでしょうか。私もまた、桜を愛でる一人です。
病院の病棟と、通院の治療棟と、医学部や看護学部をつなぐ庭に、桜並木があって、家内は、看護士さんに連れて行かれて、何日も観桜の日を過ごしてきました。省立医院に入院し、獨協医科大学に転院し、四月も中旬、明日は退院することになりました。これからは外来に通院して、治療が継続されて行きます。
入院中に、友人、親族、家族の多くの愛するみなさんが、お示しださった愛と親切と犠牲に、心から感謝いたします。ありがとうございました。感謝してお礼を申し上げます。来週には、中国華南の街の友人たちが、どうしてもと言って、見舞いにやってくると連絡がありました。抱きかかえるようにして、寄り添いながらお世話してくださったご婦人たちです。
『果たして咲く桜を見れるかな!』と、思うほどの病状の中からの起死回生でした。これからも予断を許せませんが、覚えてお支えくださいますようにお願いいたします。
(次男夫婦が見舞いの帰りに撮った写真です)
.