晩秋の田園風景

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 小朋友のお母さんが送信してくれた写真です。こちらの稲刈りの後の田圃です。刈り取った稲をロールして、牧養家が牛舎に運んで、家畜の餌にするのでしょう。私の育った東京の三多摩地区では、刈り取り、脱穀した稲を、畑の一廓に積んで、稲村にしていていました。今では、多くの場合、裁断にかけてしまうのでしょうか。わらじや縄をなうこともなくなってしまったからです。

 その刈り株から出てくる若芽を、「蘖(ひこばえひこばえ/孫生え)」と呼びますが、種子島では、それが成長して、二度目の稲の収穫が、以前にはあったそうです。収穫後の田んぼは、休みに入って、寒い冬に耐えて、春になったら再び耕されるのでしょう。でも、ここでは、「ビール麦」を育てるようにビール工場から依頼されているそうです。麦の穂が、徐々に青だって行くのも冬場の楽しみです。

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