12月8日、朝8時半に、北側のベランダで一輪の花をつけた「ハナキリン(花麒麟)」です。この花は、アフリカ大陸の東側のインド洋にある「マダガスカル」が原産の外来種で、観葉植物として愛されています。花と葉をつける枝には、「茨(いばら/荊、棘)があります。それで、「茨の冠」(英語:Crown-of-thorns)と呼ばれているそうです。処刑される罪人の頭に被せられたりしてきています。
今朝方、10℃ほどに下がった気温の中で咲いています。一年中咲いてくれます。本来の寒さが戻ってきたようです。私が生まれた山奥では、今朝の様に、ここで見上げられる鉛色の空からですと、きっと雪が降ったものです。でも、この街では、降雪も結氷もないのです。ニュースによると、北海道では雪が降ったそうですね。
6日の夜、私たち家族に、実によくしてくださった方が、82歳で召されたと知らせがありました。長男が生まれた時に、奥さまとご一緒に、何くれとなく助けて下さった方です。11日に、東京で、「告別式」がありますが、息子に、その前夜に、ご遺族を訪ね、ご挨拶の代理の出席を願ったところです。ちょうど、アメリカ人起業家と新しい地に出かけようとしていた頃でした。
この方の上のお嬢さんが小学生だった頃、家庭教師をさせて下さったのです。あの時生まれた子が、今年46歳になっていますから、時の過ぎ行く様を思い返して、思い出されることが多々あります。奥様、ご遺族のみなさまの上に、心からの慰めを願ったところです。悲しみを慰めてくれるかの様な開花です。
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