皐月

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 目を上に向けると、もう夏の雲が沸き立つ様に広がっています。地上には、新緑の街路樹が続いています。桜の花が咲き終わって、青葉若葉の季節がやってきました。息子たちが撮った写真が、先週、送られてきたのです。天然自然の世界に、ちょっと人が手を加えて街並みが作られますが、自然は創造者の手の作品です。

 「私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。あなたのご威光は天でたたえられています。
あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました。それは、あなたに敵対する者のため、敵と復讐する者とをしずめるためでした。
あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、
人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。
あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。(詩篇8篇1~5節)」

 一仕事を終え、静かな時を迎えた今、しかもコロナ禍の中で、今まで忙し過ぎて、見ることのなかった世界が目の前に広がっているのを、新発見したかの様です。野に咲く花の一つだに着飾れない人ですが、ひどく感動させられて春を迎え、夏がそこまできています。

 「早苗月(さなえづき)」、「皐月(さつき)」と言われる五月、もうカタクリも、花水木も、藤の花も終わっています。わが家のベランダの鉢に、ミニトマトの若芽が出てきました。『花よりトマト!』も、また「よし」でしょうか、壊れた椅子の上に置いていた鉢を、少し見栄えにある鉢の棚を作り、そこに置き直しました。

 今は、花も実もあるベランダになろうとしています。そろそろ「朝顔」も準備しなければならないと、家内が待っています。赤や黄や白い花が咲き、心を和ませてくれております。みなさんの健康をお祈りしております。

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