現代人が健康を損ねて、体を壊してしまい、病気にかかりやすくなったからでしょうか、治療で一喜一憂する一方で、「健康法」が、現代人を捉えています。そこで昨年暮れに、市が援助してくれる一斉検診に申し込みました。2件の精密検査結果の連絡がありました。今回は、無視しないで、大きな病院がいいだろうとのことで、獨協医科大学病院に、消化器系内科と血液循環器内科で診てもらいました。
胃は、〈今のところ癌の兆候は見られない〉が、「ピロリ菌」があるので、その駆除をするということで、薬を1週間飲みました。来月、その結果が出ることになっています。もう一つ、糖尿病の恐れがあるという検査結果で、葡萄糖液を飲んで、三十分おきの血液の血糖値検査をしました。その結果、予備軍が〈本物〉になってしまったのです。医師から、『魚中心の食事と8000歩以上の散歩をする様に!』と言われたのです。
予約日に、少し早めに着いて、駐車場脇の花に水遣りをされていた医師に挨拶をしましたら、それをやめて、裏口から医院に入って、玄関の施錠を外し、カーテンを開けて、テレビまでつけて招き入れてくれたのです。さらに待合室で待っている患者の私を、ご自分の診察室の椅子から立って、入り口に来て、名前を呼んで招き入れてくれたのです。そんなことをする医者に初めて会って、『この医者に任せよう!』と決めたのです。
それで、食べ物に注意し、散歩を続けて、先週、1ヶ月後の診察に行き、血液検査をしていただき、その結果が出たのです。『この数値で糖尿病ですかね?』と、数値表を見て嬉しそうに言われたのです。『帰りに、結果がよかったら、カツ丼を買って帰ろう!』と思っていましたが、子どもっぽいことはやめにしたのです。その日の散歩を、コースの総合運動公園まで足を伸ばしてこなして、家に帰ったわけです。
最も原始的で、第一次的な運動は、《歩くこと》なのだそうです。もう一つの心臓が、足の裏にあるほどに、人は作られているので、それが一番なのです。そう言えば、広告に、「健康法」を謳ったものが、山ほどあります。” supplement “ 、「運動法」、「健康食品」は、驚くほど多彩です。私は、これまで注意しててきたことがあります。
一つは、同じ物ばかりを食べないことです。なるべく多くの種類の食べ物を摂ることにしています。ユダ人の食物規定は、尊重しますが、それに縛られません。なるべく、それに近いものや調理方法で食べています。野菜を最初に食べること、20回噛むことを、勧めめられました。飲酒喫煙は、25でやめましたが、時々葡萄酒を飲みたい時がありますが、酩酊の過去がありますので、99%飲むことはありません。
好きな花林糖や大福も、買いたくなりますが、昨年来食べていません。でも、たまに〈ごほうび〉をと思いますが、ズルズルと後戻りの可能性を予測して、注意しています。厳しさとゆるさで生きていると言ったところです。万歩計の規定歩数を達成したかを気にしながら床について、新しい日を迎える毎日です。京都の若い友人や弟から、色々と教えられていて感謝しています。今日は、どのコースを歩こうかな、の朝です。
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