今季、夏の訪れを告げるかのように、今朝、一所懸命に咲いてくれた「朝顔」です。在華中の二ヶ所の家のベランダでも、日本から持って行った種で、鉢の中で芽を出して、様々な彩りで、毎年咲いてくれました。鉢の中に落ちた種が芽を出し、年が明けても咲いていたこともありました。
奈良朝末期に、遣唐使が持ち帰って、日本中の庭先で、タネが蒔かれ、この国を長く飾ってきた園芸の雄とでも言う花なのです。難しく複雑ではなく、単純に朝咲いて、夕べには萎んでしまう花なのですが、1日分の元気を呼び覚ましてくれている花なのです。
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