罹災

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台風19号の異常な降雨量によって、家が〈床上浸水〉の被害にあってしまいました。警戒レベル4で、二階に避難して、家内も私も難なきを得ましたが、床が冠水してしまいました。朝5時過ぎから、部屋の泥だしで悪戦苦闘の1日でした。駅の向こうから流れて来た水に襲われてしまったのです。

付近の巴波川や永野川が決壊したり、増水したりだそうで、今まで、テレビニュースを見て来て、他人事だと思っていたことが、我が身にもと言った感じです。このままでは、特に闘病中の家内には、畳の部屋も水を吸っていたりで不衛生だと言うことで、友人のご子息が心配してくださっています。知人の倶楽部の二階が空いてるので、使える様に頼んでくださったているのです。

今日、その責任者の方がが来られて、当座の避難場所をお借りするかどうかを決めようと考えています。ちょっと“令和のエクソダス”と言った感じがしております。35、6年前に、住んでいたアパートの上階のガス爆発で、消防隊の放水で、持ち物が、ほとんど使えなくなって、避難した時を、今日は思い出しています。

人生、いろいろなことがあり、様々に経験して来ましたが、自然災害の罹災をするという、新体験が積まれたわけで、罹災者のお気持ちが、やっと理解できています。腰まで浸かるほどの被害を受けられた方もいますから、まだまだ軽い罹災になるでしょうか。

写真は、綺麗に掃除をした後の、外の物置と、ミーティングルームの浸水後、水が引いた時のものです。物置には、増水時の水位が記されていますから、結構、水位は高かった様です。すっかり二階の部屋で眠っていましたので、増水、浸水に気づきませんでした。今日、長男と孫二人が助けに駆けつけてくれます。ご報告まで。
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