創作四字熟語

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 千代田生命が企画し、募集した「創作四字熟語」が、世相を四字で言い表す、漢字力が素晴らしいと思います。中国で生まれた漢字には、興味が尽きません。日本で生まれた漢字も熟語もあるのです。サイトにあった、30年間の最高傑作です。中学一年の国語の時間に、「呉越同舟」と言う四字熟語を学んだのを覚えています。2022年は「遠客再来」でした。旅行や宿泊の支援があって、遠くへの旅が再開したからです。

2019年(平成31年)
(令和元年)
「国祭令和」(こくさいれいわ)国際平和新元号「令和」に変わり、国中がお祭りムードに。社会
2018年(平成30年)
「台量発生」(たいりょうはっせい)大量発生台風が多発し、次々と日本列島に襲いかかった。社会
2017年(平成29年)
「棋聡天才」(きそうてんさい)奇想天外将棋の天才、藤井聡太棋士。文化スポーツ
2016年(平成28年)
「四士奮銀」(ししふんぎん)獅子奮迅五輪陸上男子400mリレーで、日本チームが銀メダルを獲得。文化スポーツ
2015年(平成27年)
「仮装狂騒」(かそうきょうそう)仮装競争年々盛んになるハロウィーンイベント。社会
2014年(平成26年)
「用意終活」(よういしゅうかつ)用意周到死後のことまで生前に準備する。社会
2013年(平成25年)
「凍庫写寝」(とうこしゃしん)投稿写真悪ふざけ写真のネット投稿が頻発。社会
2012年(平成24年)
「税途多難」(ぜいとたなん)前途多難消費増税や復興税の使途により政治混乱。政治経済
2011年(平成23年)
「帰路騒然」(きろそうぜん)理路整然大地震や台風で帰宅困難に。社会
2010年(平成22年)
「諸牛無情」(しょぎゅうむじょう)諸行無常口蹄疫の感染拡大防止のため、大量の牛を処分する非常な事態となった。社会
2009年(平成21年)
「遠奔千走」(とおほんせんそう)東奔西走土日休日の高速道路料金が遠くまで走っても千円に!!政治経済
2008年(平成20年)
「苦労長寿」(くろうちょうじゅ)不老長寿後期高齢者医療制度。長寿医療制度という愛称もむなしく何かと不評。政治経済
2007年(平成19年)
「医師薄寂」(いしはくじゃく)意志薄弱医師不足による急患問題。政治経済
2006年(平成18年)
「住人怒色」(じゅうにんどいろ)十人十色耐震強度を偽装した建物とは知らずに買った住人、怒りの色は隠せない。社会
2005年(平成17年)
「無職無習」(むしょくむしゅう)無色無臭ニートの増加は大きな社会問題に。社会
2004年(平成16年)
「様様様様」(よんさま)ヨン様ヨン様!流行芸能
2003年(平成15年)
「八方取税」(はっぽうしゅぜい)発泡酒税あらゆる所から税金を取ろうと、発泡酒も増税。庶民は泣きました。政治経済
2002年(平成14年)
「日本熱闘」(にっぽんねっとう)日本列島サッカーW杯では日本全国が熱くなった!文化スポーツ
2001年(平成13年)
「万国胸痛」(ばんこくきょうつう)万国共通米国でのテロ、それに対する報復。世界はどちらにも胸を痛めている。国際情勢
2000年(平成12年)
「圏外孤独」(けんがいこどく)天涯孤独いつも携帯電話でコミュニケーションをとっている人にとって、圏外になった時の孤独感はひとしお。社会
1999年(平成11年)
「着歌繚乱」(ちゃっかりょうらん)百花繚乱街にでるとあちらこちらからケータイの着メロが賑やかに乱れ飛んでくる。流行芸能
1998年(平成10年)
「倒行巨費」(とうこうきょひ)登校拒否倒れる金融機関に巨額な公的資金を投入すること。政治経済
1997年(平成9年)
「靴下象様」(かかぞうよう)隔靴掻痒ルーズソックス。流行芸能
1996年(平成8年)
「高官無恥」(こうかんむち)厚顔無恥官僚のスキャンダル。政治経済
1995年(平成7年)
「震傷膨大」(しんしょうぼうだい)針小棒大阪神・淡路大震災は人々の心にも大きな傷を残した。社会
1994年(平成6年)
「政転辟易」(せいてんへきえき)青天霹靂青天の霹靂で首相になった村山さん。国民を辟易させないよう宜しくお願いします。政治経済
1993年(平成5年)
「扇扇狂狂」(せんせんきょうきょう)戦戦兢兢扇子を持って踊り狂うお立ち台ギャル。流行芸能
1992年(平成4年)
「紫煙楚歌」(しえんそか)四面楚歌フランスで禁煙令が施行され、日本でも禁煙ムードが高まった。国際情勢
1991年(平成3年)
「台風逸果」(たいふういっか)台風一過度重なる台風により、出荷目前の果実が多数落下した。社会
1990年(平成2年)
「異旗統合」(いきとうごう)意気投合東西ドイツ統合。国際情勢
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