今日は、家内の通院日で、去年も同じ道をたどって、病院に行った、その同じ道に、去年同様、きれいに 「ルピナス( Lupinus )」が咲いていて、治療を癒えての帰り道、その花園に寄ってみました。あれから一年、支えられて闘病を続けられてきた思いを込めて、どうしても寄ってみたいとの思い入れが、家内には強かったのです。
今年は、そよ風が頬にも、花にも優しく吹いていたでしょうか。去年は風が強かったのと違って穏やかでした。39回目の化学治療を終えて、看花の後、食べられなかった家内が、回転寿司、今は新幹線のおもちゃ電車が運んでくれる店で、美味しく食べられていて、あの日々が嘘のようでもありました。退院した2019年の4月から、この同じ道を、上の息子の送り迎えで、時にはタクシーや電車で通って来たのです。みなさんのお祈りに支えられ、感謝しております。心からありがとうございます。
上の写真は、母の日の下の息子夫婦のgift で、カラー(英名は Calla )で、別名love green と言うそうです。接写して、花から落ちようとしている「露」を撮ってみました。室内の様子が映り込んでいるのでしょうか、実に神秘的で、われながら得意になってしまった写真です。花に見える部分は、萼(がく/葉が変化したもの)なのだそうです。
診察後、家に咲いている胡蝶蘭、ガーベラにミントの葉を添えて、主治医の卓上に、そのフラワーセットを、そっと置いて帰って来ました。いつも、ニコニコと感謝して、主治医は受け取ってくれたのです。いつも、いい光景です。
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