医院の待合室に

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 月一で通院している、掛かり付け医師を持つ身となり、今朝も診察に行ってきました。血液検査なのですが、長年、極めて高かった中性脂肪が平常値に戻りました。また薬を飲んでいた尿酸値も正常値になり、ただ血圧が高めで、薬を飲まされています。血糖値も問題なし、逆に貧血もありません。

 この掛かり付け医は、医院と道路を挟んだ向こうにグラウンドが見える高校があって、そこを卒業している方です。母校の脇での開業医はいいですね。この方の医院の壁に、同じ作者の絵が掲げられているのです。この上の絵は、待合室の壁にかけてあって、今朝、スマホを向けて撮りました。下の方は、ウイキペディアのサイトにある、この方の絵なのです。

 イギリスの人気画家、マッケンジー・ソープ( Mackenzie Thorpe )の描いたものです。「希望」、「愛」、「喜び」を伝える画家だそうです。このソープ氏の背景は、幼児期の極貧を過ごしたのだそうで、その頃から、絵を描くことが一番の励ましでした。そんな背景や思いの作者の好きな医師を知って、私は安心してるのです。

 今朝も、ご自分で診察室の椅子から立って、待合室にいた私の名を呼んで招き入れてくれました、今朝は二度もでした。二度目に行った時に、早過ぎたのです。駐車場の脇の花壇の花に、この医師が水を遣っておいででした。挨拶して私と目があったら、医院の裏から入って行って、玄関の戸を開け、カーテンを開け、テレビまでつけて招き入れてくれたのです。

 看護師さんにだけ任せずに、率先して開院の準備をしたり、患者を呼んだりする医者は、開業医では珍しいと感心した私は、もうそれだけで半分は治った思いだったのです。❤️を大切にしている内科医に違いなさそうです。

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