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気温33℃の残暑の中、百花とは言えず「七花繚乱」の庭に咲く「ハイビスカス」です。《花ある風景》、こんなに贅沢なことはありません。いつも思うのは、真っ黒な土の中から生い出でて、こんな《真紅》の花びらを開かさせるとは、不思議でたまりません。

それに引き換え、ちょっと黄色がかった淡色の肌が包んでいる、自分の〈心〉が〈真っ黒〉なのには呆れかえってしまいます。やっと自分の弱さや儚さが分かってきたのですが、まさに《生かされている我》が、ここにいて、花を愛で、人を愛で、感謝な想いも湧き上がる、そんな〈心〉にされたのも不思議でなりません。
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