昨日今日の中国

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住んでいるアパートは七階建てで、一番下は貸店舗か駐車や駐輪スペースになっていて、一棟40所帯ほどです。それが40棟あります。大通りに面したものは27階建てが幾棟かありますから、単純計算をして見ますと、ざっと1800所帯ほどあるのです。それほどの規模のアパートは、「⚪️園」と名前がつけれれていて、私たちの区に、何十とあるのです。今も建築中で、小学校までもが九月の開校を期して建築中です。それだけの所帯の数ですから、人口の多さも相当なものになることでしょう。

そこに二年ほど前に、中国中に展開している「ショッピングモール」ができました。金曜日と土曜日の夜は、ものすごい人の波が、このモールに押し寄せ、押し出されています。世界中の有名ブランド名の店がひしめき、レストランも半端なくあるからです。その集客力、購買力を引き込もうと、その並びに、少なくとの二つの新しい「ショッピングモール」が、建築中で、一つは、九月開業だそうだそうです。

今や一大ショッピングエリアになってきています。全中国で二番目の売り上げがあったと聞いているモールです。でも、我が家は反対側の端にありますので、騒音はそれほどではありませんが。夕方になると大変なのが、車の渋滞です。片側三車線あるのに、モールができてからは、日に日に車が増えていることと、この大通りの先に、幾つものアパートができていますので、大変な状況です。交通規制や工夫がないと、どうにもならなくなってしまうのではと、外国人ながら憂慮しています。

それに、地下鉄の第一期工事が終わると、近くを通る第二期の地下鉄工事が始まるそうですし、市政府の庁舎も移転してくるとも聞いています。一体どうなることでしょうか。計画されてから、土地の持ち主との折衝と言った厄介ごとをしないで済むので、なんでも早いのです。日本では考えられないことです。

所用を済ませて、このモールで食事をしましたら、昨日の日曜日は、欧州の自動車メーカー(日本も含めて)の販売会社が、モールの催し場と一階のスペースで、モーター展示会を行っていました。家族連れが、乗り込んだり、説明を聞いていました。さながら日本の30年前のような光景です。でも人の多さからしますと、考えられないほどの数の車が、すぐにでも路上を走り始めることでしょう。豊かになってきているのを肌で、ひしと感じている昨日今日の中国です。

(写真は、大型のショッピングモールです)