婚礼

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次女が、栗を蒸したそうで、その皮をむいた写真を送ってくれました。孫たちが、日本の様に、蒸したり、茹でたりしたものを食べたことがなかったので、初めて秋の味覚を、その様にして孫たちが食べ、とても美味しかったと言っていました。

私たちの町では、ドングリと同じ様な形状の栗があって、胴のところにナイフで傷をつけて茹でるのです。皮をむきやすくするためです。よくお邪魔する家で、秋になると、奥さんが、この栗を出してくれます。この栗が、ほんとうに美味しいのです。また日本の栗と同じ形状のものもあって、先日、家内が茹でてくれました。ホクホクして、子どもの頃を思い出してしまいました。それが秋の運動会の定番だったでしょうか。

『秋はいいな!』ですね。涼しいし、空気は澄んでいるし、食べ物は美味しいしからです。この週末に、車で2時間ほどの街で、婚礼があって、若いお二人を祝福するために出掛けてきました。私たちに結婚生活を聞きたいと、二度ほど、やって来られたお二人でした。ご主人のお仕事をされる街に嫁入りをしたのです。

大勢の若いみなさんに祝福されておいででした。中国語では「先輩」を「長輩」と言うのですが、"46年"も結婚生活をしてきた家内と私にも、一言すすめの言葉を話して欲しいとのことでした。花嫁の友人で、大学で日本語を専攻された方に通訳していただいて、お話をさせていただきました。『多くの人が訪ねてくる素敵な家庭を作ってください!』とすすめたのです。

雨降りの寒い週末でしたが、溢れる喜びが、ホテルの式場に溢満ちていました。帰りに、車に乗り込もうとした私たちにのために、花嫁がドアーを開けてくれたのです。気配りや優しさに溢れたお二人です。幸せを願いつつ、暖かな思いやりを感じながら帰路につきました。
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