今日(12月22日)は、「冬至」で、この日を境に、太陽が回復(?)し、日中の時間が逆転して長くなっていきます。日本では、「冬至祭」はありませんが、ゲルマン民族は、この日を、“ yulu ” と呼んで、太陽の復活を祝ってきています。聖書には、イエスさまの誕生日の記録がありませんから、12月25日に近い、「冬至祭」と混淆した経緯があります。
父の家では、お風呂に、柚子を浮かべて、入浴をした覚えがあります。また、カボチャを食べたかも知れません。結婚したわが家は、季節行事にはこだわりを持ちませんで、365日を同じ様に、救い主の神さまと家族に感謝しながら生きてきて、二人だけになった今も、変わらない一日一を日を過ごしています。
長く過ごした中国の華南の地でも、「冬至」には、「汤圆tangyuan」と言う、甘い湯の中に浮かした団子を、家族で食べていました。でも、間も無くやってくる「春節」への待望の思いが強烈だったので、盛り上がりは薄かった様にかんじていたのpです。
そう言えば、中部山岳の街にいた時には、南の方の村の知人が、毎年この時期に、栽培している柚子を、バケツいっぱいにして、毎年届けてくれたのです。持て余した量でしたので、近所に配ったり、お風呂にも入れたりしたのです。
今日は、お客さんがあって、一緒に、弟が贈ってくれた、子どもの頃の父に連れ出されて、弟が父と二人だけで、家族に秘して食べた懐かしい味の「中村屋カりー」を、サラダと卵スープでお出しし、一緒に食べました。みなさんも『美味しい!』と言ってました。父の味がしたのです。
食べ物と行事の collaboration は、世界中で見られるものです。チマキの端午の節句、うなぎの土用、カボチャの冬至など、今年も守られ、祝されての年の瀬です。
(中国のこの時期に食べる「湯円」です)
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