寄留生活

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 私たちの街でも、〈ゴミ回収〉のために地区分けがなされていて、ゴミの種類ごとに、日曜日と木曜日を除いて委託業者の方が回収に回ってこられます。〈可燃家庭ゴミ〉は、週2回あります。今朝は、〈もやさないゴミ等/有害ゴミ〉の回収がありました。

 中国の華南の街では、私たちが生活していた少し前までは、分別なしで、大きなゴミ箱の中に、毎日、何度でも、しかも

何でも捨てていました。森林公園の奥の谷間に、ゴミ収取者が運んで捨てていました。でも、きっと最近では、〈分別ゴミ〉がなされて、ゴミ処理がなされていることでしょう。

 子どもの頃、ゴミ回収などしていませんでした。庭を履いていた父は、箒とチリトリとで集めた木の葉などを、庭の隅のカマドで燃やしていました。食べ物の残りは、埋めていたでしょうか。今のような過剰包装や、無駄のない時代だったので、そんなで間に合っていました。

 〈クズ屋〉さんが、自転車でリヤカーを曳いて、時々回ってきて、鉄製品など有価な物は量りで測って、お金を置いていきました。捨ててしまう今の時代とは違って、再利用がなされていたのです。

 人口が増え、街中で燃やすことができなくなり、結局街が責任をとって回収するようになって、今に至っているわけです。今朝も、床のモップ掛けをしました。電気掃除機をかけた後なのに、モップにはゴミがついてくるのです。生活は、ゴミを生み出して回っているのでしょう。

 今、“ space  debris(宇宙ゴミ)が問題になっています。宇宙開発が、国と国で競うように行われ、新興国が遅れじと開発に躍起にになって、国力のある国は、ロケットを打ち上げたまま、ゴミなっている現状を捨て置いて、そのままで過ぎています。” Wikipedia “ によると、次のように伝えています。

 『旧ソ連が、スプートニク1号打ち上げて以来、世界各国で4,000回を超える打ち上げが行われ、その数倍にも及ぶデブリが発生してきた。多くは、大気圏へ再突入し燃え尽きたが、現在もなお4,500トンを越えるものが残されている。』

 これからの〈新 Business 〉は、宇宙ゴミ回収業になりそうですね。大気圏が、地球を覆っている知恵に、驚かされますが、『地球が自転しながら、太陽の周りを好転している!』と、小学校で学んで、飛び上がるほど驚いた私は、太陽も月も星々も宙に浮いていることが不思議でなりませんでした。その宇宙がゴミだらけは悲しくて仕方がありません。

 遠くばかり見ている私に、地球や宇宙に保全だけではなく、自らの心の内の積年のゴミ、70年の生涯に生み出したゴミの処分が課題になっている様です。これこそが、〈終活〉の大切な一件になっています。もちろん、家の中にも、不用品が多くありそうです。イスラエルが荒野を彷徨った時、携行品はわずかでした。私の理想は、両手に、2個の Boston bag をもって生きる生活なのです。

 『 これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て喜び迎え、地上では旅人であり寄留者であることを告白していたのです。(ヘブル1113節)」

 ある宣教師の夫人は、ご主人と死別してから、2個の bag で、子どもたちの間を旅してきていると言っていました。彼女にとって、ご自分は寄留者で旅人であり、天の故郷に帰還する旅の途中にあると思っているのでしょう。さあ、2個の bag に何を入れるのかが難しいことでしょう。

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