学びつつ教えつつ

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昨日は、5時10分起床、顔を洗い、トマトとキュウリを刻み、饅頭(こちらのマントウ)にバターとピーナッツ・バターとチーズ、紅茶を淹れて、ゆっくりと朝食を摂りました。6時40分に家を出て、 近くのバス停から公共バスに乗って、学校のバス停で降り、東門から構内を横切って、キホク楼の405番教室に着いたのが、7時15分でした。

授業の主要点を板書し、空調を入れて、学生たちの来るのを待っていました。90分授業で二学級を済ませたのです。今学年最初の新3年生の「作文」の授業でした。1年生の時に「発音」と「会話」を教えた学年です。そうやって待機する緊張感は、けっこう好いものなのです。

さすが、2年間の学びは、学生さんたちを大きく成長させているようです。机の端に、「経貿」と印刷された教科書がのっていました。入学時に、チンプンカンプンだった彼らが、よく聞き取れ、自分の思いを日本語で表現できるようになっているのです。前期16週、後期16週で、立派な文を書けることでしょう。過去の学年を見ますと3年の終了時には、日本人とほとんど遜色ない文章家が、毎年、4、5名はおいでです

教え子の中には、旧国立大学(旧帝国大学)の大学院に進み、超一流企業に内定した方もいます。しっかりと学びを継続させている卒業生がいることになりますね。前回帰国中に、渋谷の<ハチ公>の前で落ち合って、夕食に、一緒にハンバーグを食べ、珈琲を飲みながら、留学経験の悲喜こもごもを聞いた卒業生です。そこで一緒に食事をした教え子も、大学院への進学準備中でした。

幼稚園、小学校、中学校、高等学校が、今日から始まりました、大きな希望をもって、しっかりと知的にも人間的にも自分を作り上げて、社会に貢献で来る人となって頂きたと願っております。人生の後半に、このような機会が開かれたことを不思議に思うのです。『もう、やめようかな!』と思うこともありましたが、続けられての昨日でした。そんな生きる励みがあることは感謝なことです。

今学期が終わる頃は、「春節」も間近かな時期になります。そこに向って、好い始まりができたようです。学びつつ、教えつつ、精一杯にと決意を新たにしたところです。

(写真は、”Early Morning"から「紅茶」です)

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