ジャンクメール

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手紙やハガキを書いて出すよりも、利便性からしますと、電子メールの方が、はるかに優れていると思われます。ブラジルでもアメリカでもシンガポールでも、ほとんど瞬間的に送受信ができます。ですから、もう国際郵便の役目は、終わってしまったように感じられます。

今月は、次女の長男と主人の誕生日ということで、家内は、「誕生カード」を4月の終わりに投函していたのです。ところが今日、届いたとの連絡がありました。実に3週間もかかったことになります。もうとっくに誕生日が過ぎていますので、気の抜けてしまった”サイダー”のような祝福カードになっていたはずです。ところが、二人とも喜んで読んでくれた、と娘が言ってきました。

実は、何も言ってこないので、『届いた?』と、電子メールで聞いてしまったほどです。ところが、この二人には、「楽天グリーティング」も出していたのですが、これもまた、”ジャンクメール(迷惑メール)”に紛れ込んでいたそうです。ほとんど見ることのないところに隠れているという問題が、この電子メールにはあるのですね。

4月13日に、前回、帰国中に知り合った方に、電子メールを出しました。ところが返信が来なかったのです。『病気をされたのかな?』、『お仕事を辞められたのかな?』、『嫌われたかな?』とまで思ってしまったのです。一昨日、ある頼み事をされて、この方に連絡する必要が出てきたのです。それで、長男の知人でしたので、何か事情を知っているかと思って、用件とメールの顛末を、息子に知らせたのです。そうしましたら、今朝、その方からメールがあったのです。息子が、私に代わってこの方に知らせてくれ、その用件への返事が本人から届いたのです。全て杞憂(きゆう)でした。

結局、私が出したメールは、『届いていません!』ということで、”ジャンクメール”になっていたのです。昨日から、憶測と心配で悩んでしまったのですが、犯人は、「迷惑メール蘭」だったことで、一件落着でした。『便利なものほど、不便を感じることがある!』と言われますが、実に納得した次第です。大雨が降ったり止んだりの今日ですが、気持ちは晴れ渡ったてまいりました。やはり、郵便の方が着実、確実かな!

(写真は、”ウイキメディア”からの「雨」の降る様子です)

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