拍手

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 先日、「皆勤賞」をもらいました。住み始めた街で、「市民大学」が開講されていて、今年度の後期に、6回にわたる講義が行われ、受講しました。実は、コロナ禍で休講の判断で、開講できない講座もありましたが、みなし出席で全講座出席での「賞」でした。「みなし」での表彰ではありましたが、七十過ぎの受賞で、賞状を額に入れて、壁に掛けたくなるほど嬉しいのです。

 病欠児童で、入学式から、始業式や終業式などもひっくるめて、極めて欠席の多い小学校低学年でしたから、兄たちがもらっていた「賞状」に記してある名を変えて自分のものにしてみたい誘惑にかられることもあり、ただ羨ましい限りでした。

 ところが長男の息子、私たちの孫が、今春、中学を卒業し、何と《3年間の皆勤賞》をもらったそうです。孫の快挙に、ただ拍手したくなったのです。あのノーベル賞を取るよりも、実際的でいいのです。きっと眠かったり、体調が思わしくなかったり、しかもコロナ禍でもあった、それなのにの受賞はすごいなあと思い、褒めて上げたいのです。自分が叶えられなかったことだから、なおさらなのでしょう。

 送り出した母親が、後ろ盾になったのは間違いなさそうです。そういった「忠実さ」は、素晴らしい資質ですね。来月からは、《華の高校生》で、運動部にも入るのだと、父親が言っていました。今も、指を咥えて羨ましがっている、六日皆勤賞、実質は三日皆勤賞のジイジなのです。

 

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