揺れた心

 

〈揺れる信念〉、これが今の心境です。昨年の決心と信念が揺れ動いています。家内の入院で、車の運転のできないもどかしさを覚えて、『失効してしまった運転免許証は、〈やむを得ない事情〉があるなら、失効取り消しの可能性があるのではないか!』との思いがあって、意を決した信念が揺るぎ始めているのです。

今日は、県の免許センターに、執行取り消しの相談に行く決心をしているのですが、それも心が揺れて、平安がないのです。その理由は、免許証があったら便利だし、こちらで運転している同世代以上の方たちより、まだ運転技術は上だ、と誘惑されているのです。

『便利さと技術が上の空自信で、あの決心を変えてしまっていいのか?』と言う思いが強くなってしまっている朝です。7時23分に電車で出かけようとしているのですが、行くか、止まるかと迷っています。迷っている時は、一歩を取らないこと、これが《天からの声》なのでしょう。

〈13年の運転空白期間〉は、高齢者の運転再開には、はなはだ危険だと判断した理由は、きっと正解だったのです。この躊躇逡巡は、《天声》であり、《内なる声》に違いありません。衝動的な自分としては、こんなに冷静になれるのが不思議です。

〈別れた免許証〉を追いかけるのをやめます。〈揺れた心〉を落ち着かせた、これが、今朝四時の私の決定です。

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