働く日本人の姿

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 江戸期の画家が描いた、仕事をしている庶民の姿が、素晴らしいですね。どんな職種に従事してもProfessional  な雰囲気を感じさせる、仕事への下向きさ、真面目さが、どなたからも滲み出ています。筆をとって描いた人が、Pro意識の画家だったからに違いありません。

 長い間の奉公、下働き、見よう見まねで技を覚え、そのような努力や工夫があって、その仕事に就いているのです。一朝一夕ではなりえない巧みさがうかがえ、職人の生き様が感じられます。小学校の同級生のお父さんが、家の仕事場で家具の修理や製作をしていて、その仕事ぶりを遠くから見ていたことがあります。

 貧しい家のように見えましたが、お父さんからは仕事への気迫が感じられたのです。ああ言った仕事ぶりを見ることが少なくなっています。米を『パッカーン!』とリヤーカーに乗せた焼き窯で、焼いた米菓子を作っていたおじさんも、仕事ぶりが良かったのを思い出します。鍋の破れを修理する鋳掛やさんもいました。

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