好朋友

 

 

広島県呉市・上蒲刈島から眺めた、瀬戸内海とそこに浮かぶ島々です。美しい景色ですね。山の中で生まれて7才まで過ごし、また仕事で、その生まれ故郷に35年住んでいましたから、海が恋しくなることがあって、時間ができると、いつの間にか、車で海を見に行くことが、唯一の贅沢だったでしょうか。「潮騒(しおさい)」が聞きたくなり、キラキラ光る海が見たくなり、美味しい白魚が食べたくなったのです。

ここでも海は、そう遠くないのですが、車を持たない生活を続けていますので、[いざ鎌倉]ができずに、手でしょうか、足をこまねいてしまっています。父が海の近くで生まれ育っていますし、旧海軍の家系だそうで、そんな血を引いているからでしょうか、どうも海が好きなのです。

「のたりのたりの春の海」、初春の海はまだ荒々しいのでしょうけど、瀬戸の内海は、穏やかなのでしょうね。小高い丘の上から撮られた、[HP/里山を歩こう]配信の写真です。こんな穏やかな一年を願っていますが、正月早々、わが伴侶は、入院生活をしております。彼女は多くの友人がいますので、お見舞いくださる方が大勢おいでです。

入院の付き添いで、お世話してくださるご婦人たちが、交代で、24時間お世話してくださっています。私が泊まろうとすると、『回家吧huijiaba!』と言われて、家に帰させられてしまっています。また家内には、「日本人奥様会」と言う若いご婦人の交わりがあって、このみなさんも、見舞ってくださったり、そばでお手伝いをしてくださっています。

今日午後、再び〈CT検査〉をします。精度の高い機器によるそうです。その検査結果によって、今後に治療方針が決まる様です。実は、医学用語が難しいので、日本語を話せるみなさんも、交代でそばにいてくださっています。彼女と仲良しのご婦人(娘たちと同世代の方です)の「老公laogon/夫への愛称」も見舞ってくださって、昨夕は通訳をしてくださったのです。多くの「好朋友haopengyou/よき友人」のみなさんに、私の「老婆laopo/妻への愛称」も、嬉しそうで、感謝しております。

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