年の瀬に

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 料理担当になってはや5年、47年間、家のことをしてくれた家内に代わって、掃除、洗濯、買い出しからゴミ捨てなどを担当して、もう苦にならずにこなせるかな、と言ったところです。最近では、昼食の用意や、惣菜作り、茶碗洗いもしてくれるようになってきています。

 そんな中に、先日も、二人のご婦人が訪ねてくれましたので、交わりの時が与えられ、夕食をともにすることができ、素敵な交わりの時を過ごすことができたのです。おひとりは、家内の生まれただけの大阪の隣街の出身なのだそうでした。

 美味しいケーキを持参してくれました。またわが家の隣街に住んで、もう知り合って4年ほどになる、私たちの子どもた世代のご婦人なのです。庭になっていると、時々いただくきとがあり、熟し柿や富有柿、旅行帰りのお土産などをいただき、今回もキウイフルーツ、そして小カブなどを差し入れしてくださったのです。

 大阪人の若いご婦人は、牧師さんのお嬢さまで、屈託のない笑顔で、中学一年生で信仰告白をされそうで、隣街の方は、がんを病んだみなさんの交わりサポートの奉仕をされておいでで、家内が、宇都宮で出会ってからの交わりなのです。

 国際関係の世界的な団体のお仕事をされていて、重積を担っておいでなのに、そう言ったものを感じさせないご婦人でした。その日の朝に作った「けんちん汁」で、夕食をご一緒したのです。励まそうとされたのでしょうか。二杯目のお代わりをお勧めしましたら、『はい!』と言われ、喜んで飲んでくださったのです。夕食を共にできたのは、感謝なことでした。

 話が弾みすぎたのか、いただいたケーキを、そのままおだししないまま、お帰りになられて、二人では持て余してしまいました。それで近所の同世代のご夫婦に、お裾分けしてしまいました。千客万来、思いもしなかった街に住んで、満5年になる今、近所の方も、遠客もあって、人の往来のあるこの頃です。

 娘と孫娘も週末には帰って行きます。今朝のニュースで、『十年に一度の寒波襲来!』と報じていました。早いもので、もう2週間ほどで、新しい年がやってきます。どんな年になるのでしょうか。次世代の孫たちの胸にある夢や幻が、その通りになっていくように願っております。どんな困難でさえも超えていけるようにと願う、《応援》の年の瀬です。

(ウイキペディアの「けんちん汁」です)

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