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長く住んだ街に、そろそろ吹き始めるのが、「八ヶ岳颪(おろし)」でした。冬の到来と共に、何もかも凍りつかせてしまう様な、刺す様な冷たい風でした。若い頃から、真冬に雪が降っても、ズボン下を履く習慣がなかったのですが、五十代の後半になって、〈見栄〉をはる必要もなくなり、暖かく過ごせる様に、「タイツ」を履き始めたのです。

でも、動くとすぐに汗をかいてしまうので、困ったのですが、一月に、こちらに住み始めて、ズボン下を履きませんでしたが、今冬は、使うことにします。引越しの荷物に中に、見つけたからです。長男の嫁御が、数年前に、裏地のついた「暖パンツ(冬用のナイロン製のズボン)」を買ってくれたことがあって、それが、とても暖かで、履き始めたら、もう離せません。

群馬名物の〈空っ風〉の「赤城颪」が、隣県のこちらでは「男体颪」になるのでしょうか。今年の一月、二月は、その「暖パンツ」が、体を温めてくれましたので、もうタンスの中に準備中ですので、間もなく引っ張り出すつもりでおります。

寒さ対策は整いました。車に乗らなくなったので、しっかり冬用の備えが必要でしょうか。家内の通院用に、その「暖パンツ」を買って上げなくてはいけないのです。ナイロン製品のなかった子ども時代には、母が綿入れの寝間着や、防寒上着を作ってくれました。起毛の暖かな毛布などなかったのに、寒くて寝れなかった記憶はないのです。

それにつけても、朝起きた時に、襟元に、雪が積もっていたという、北海道開拓部落で子ども時代を過ごした〈道産子おじさん〉の話には、驚かされました。もっと寒い話は、シベリヤに抑留されて、極寒の冬を生き延びた人の話です。極端に少なく、栄養補給などできない食料で生活していた寒さは、想像に絶します。

異常な暑い夏の裏返しに、異常な低温の冬がくる様に感じてしまいます。はたして、どんな冬がやってくるのでしょうか。明け方近く、今朝はエアコンを入れてしまいました。スイッチひとつで、こんな「暖(だん)」が取れるのが、不思議に感じてしまう朝です。

(冬用の上着の「綿入れ」です)

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