アメリカ社会の「希望の光」

 

 

これは、“TABILABO  “のサイトに掲載されていた記事と写真です。写真の解説に、次の様にありました。

『この写真を撮ったのは、偶然近くを通りかかったPaula Accorsi Picardさん。場所はショッピングセンターの中。左側に立っている老人はエスカレーターの前で不安そうに立ち止まっていたそう。後に続こうとしていた人たちが足止めを食らう中、「何か助けは必要ですか?」と声をかけたのが右側に立っている若者でした。

話をよく聞いてみると、以前エスカレーターのトラブルに巻き込まれたことがあり、乗るのが怖いという。だから若者は、そっと腕を差し出したのです。その光景に胸が熱くなったPaulaさんは、スマホで撮影せずにはいられなかったのだとか。』

家内も私も白髪になって、街を歩く時に、中国の若者が、この様に、腕や肘をとって支えてくださることがあります。誘われて山歩きをした時には、深い谷に降りて上がる時に、息子と同世代の方が、家内を、ずっと、肘を支えてくれて、無事に歩き通せるました。年寄りへのいたわり、弱者への親切は、半端ではありません。

その折、家内は、図々しくも,『負んぶして!』と言ったら、『ここは狭くてできません!』と言われた様です。そんなことを頼めて、聞いてくれる方たちがいるのです。家内が病気だと聞いた、私たちにの知人の友人で、海南島出身の若者が、ギターを持参してきて、演奏しながら歌って、激励してくれたこともありました。そんな経験したことのない様な、優しさを、ここで経験させてもらっています。『小心点儿、小心点儿!/気を付けてください』と声を掛けてくれます。

この国の学校で受けた教育や、家庭で身につけた処世術で、こう言った徳の高い行為が生み出されるには、実に素晴らしいことです。授業を終えると、バス通りの玄関まで、カバンを持って一緒に歩いてついてきてくれた学生さんがいました。もう、好いお父さん、お母さんになっていらっしゃるでしょうか。

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