花束

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今週、私たちは、《結婚47周年》を迎えたのですが、若い友人であるご夫妻が、大きな中華レストランで、お祝いの席を設けてくれたのです。お二人のお嬢さんと息子さん、この11年来、何くれとなくお世話くださっているご婦人(大学の法学部の先生)、そしてよく知ってる小四生が同席してくれました。

会食を終えて、このご夫妻の家に行って、交わりをしたのです。市内の有名なパン店のケーキを、みなさんで食べて、茶菓をとりながら話を交わしたのです。そして、その席で、夫人の友人で、時々、一緒になる方が、同席できない代わりにと、《花束》を家内にくださいました。それが、この写真に写っている花です。家に帰って、花瓶に挿して、客間に置いたものです。

毎年、覚えていてくださって、こんなに好くしてくださるのです。老夫婦が、異国の空の下で、仲良く、助け合って生活してる姿を見て、わが事の様に喜んでくれるからでしょう。何時でしたか、前に住んでいた小区に入ろうとした時、通りすがったご婦人が、『好夫婦哪!(好い夫婦だよ)」と言ってくれました。時々見掛ける外国人の老夫婦が、仲良く歩いてる姿、生活している様子は、好い印象を与えているのでしょうか。

意見の衝突や、習慣や趣味など、様々な違いと場面を通り越しながら、ごく並みに、一緒に生きているのが好いのでしょう。同じ価値観や人生観や世界観を持ちながら、相手を認めながら、生きていられるのは、感謝なことです。『若いご夫婦に、好い模範になれたらいいな!』、『日本人だって好い夫婦ができるんだよ!』と思ったり、願いながら、《共に白髪の生えるまで》は経験してしまっていますから、《暇乞い(いとまごい)するまで》、もう少し共に支え合って行こうと念じたところです。

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