来客

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月曜日の夕方、下の階の小学校2年のシャオルンが、わが家の玄関を叩きました。『今晩、ママが出かけるので、いない間、爺爺(イエイエ、おじいちゃん)の家に来ていい?』と言うのです。家内は、留守で、まだ帰っていなかったのですが、『可以可以(できる、好い)!』と返事をしたら、安心して帰って行きました。しばらくたって、お母さんと一緒に、お絵描きの道具を入れた袋と水筒を持って、シャオルンがやって来ました。『何時に帰りますか?』と聞いたら、お母さんは、『八時頃になります。』とのことでした。

『夕飯は食べたの?』と聞いたら、『うん、食べた。』とのことで、安心してテーブルの上で、お絵描きを始めようとしたのです。『イエイエ、動物で何が好き?』と聞いたので、しばらく考えて、『獅子が好き!』と答えたら、獅子を描き始めたのです。上手に書いてくれたので、壁の額の下に、セロテープで貼ったら、得意満面の顔でした。『奶奶(ナイナイ/おばあちゃん)は何が好き?』と言うので、『猫!』と言ったら、今度は、それを描き始めたのです。描いていたら、家内が友人を連れて帰って来ました。

シャオルンの相手をしながら、夕食の準備をしていたので、彼女にも、『一緒に食べよう!』と誘ったのですが、出して上げたバナナとみかんとクッキーで、お腹がくちくなっていたので、『要らない!』とのことで、家内と友人と三人で食べた始めたのです。8時10分頃に、汗を吹きながらお母さんが帰って来たら、嬉しそうに笑ったシャイルンは、袋に道具をしまって、安心して帰っていきました。その晩、小学校の「保護者会」があったようです。

このお母さんは、家内が何度か差し上げた「巻き寿司」に挑戦しているのですが、なかなか上手にできなくて、何度も家内を呼びによこすので、階下の家に行ったりしています。ベランダで咲かせたバラや観葉植物を鉢分けしてくれたりと、物のやり取りのある子育て中の家族です。ご自分の一人っ子の「宝宝(バオバオ)」を預けるほど、私たちを信用しているのです。そばに孫のいない私たちには、好い機会でもあります。そんな近所付き合いのある、年の暮れであります。

(写真は”百度”から「バラ」です)

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