この花の名前を忘れてしまいました。大輪の強烈な紅色で、もう晩期の夏の花です。買出しに行った、にしかたの道の駅の駐車場の脇で咲いていました。運転手さんたちを、ホッとさせようとして咲いているのでしょうか。
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自治医科大学の松薗構佑講師らが、2019年に、イギリスの栄養学専門誌の『Nutrition Journal』に、『ラーメン店の多い県ほど、脳卒中死亡率が高い!』と脳卒中の関係の論文を、研究発表しています。
その論文の統計数は、NTTのタウンページに掲載されている外食店である「ラーメン」、「ファストフード店」、「フランスおよびイタリア料理店」、「うどんおよびそば店」の店舗数の電話登録を利用し、都道府県ごとに男女別人口あたりの数を算出したのです。それに加えて、厚生労働統計協会の「国民衛生の動向」(2015年)を用いて「脳卒中」と「心筋梗塞」による死亡率を集計し、4種類の外食店との関係を調べています。
その食べ物が、手軽であるという理由で、主に若者、独身者に好まれて食されていますし、年配者でも、独り身だったりしますと、簡単に入手し、調理せずに食べられますので、宣伝文句にのせられるのでしょうか、つい手が伸びてしまう、その様な傾向は、けっこう強いようです。
家内が入院中、見舞い帰りに、電車を降りて、7時近い時間帯に、スーパーマーケットの食材売り場には、売れ残りがあって、つい、それを買って家に帰って食べていたのを思い出します。単身赴任のサラリーマン風の方が、同じように売り場を物色していて、両者が侘しさいっぱいで、苦笑いをしてしまいました。
その論文では、〈ワースト県〉が上がっていました。人口数に対する「ラーメン店」の数を計算したのです。この論文の主任の松浦医師は、次のように言っています。『生まれ育った鹿児島、赴任した秋田、現在診療している栃木は、日本の中で脳卒中死亡率が高い県、かつて赴任した大阪、京都は低い県です。関西は薄味の傾向にあると思います。そして岡山は、それらの中間に位置します。』とです。
それに、鹿児島、秋田、栃木の各県は、ラーメン店舗数が、人口比で見ると多いのだそうです(全般的に東北各県は、ラーメン店が多い色塗りになっています)。栃木県に住み始めて、脳卒中の患者が多いと、市の広報や、チラシ配布で知らされて、漬物の消費量も、塩分の度合いも高いので、〈塩分控えめ〉を、県民に注意喚起をしているのです。
ですから、漬物の食べ過ぎや、ラーメンのスープを飲み干すのを注意するように勧めています。ラーメンは、ほとんど私は食べませんし、コンビニの弁当も買いません。けっこう食生活に注意しているのですが、昨年11月には、右手のハシを、ポロッと落として、救急搬送で、一週間入院してしまった自分は、けっこう気をつけているところです。
さて、今夕は、何にしましょうか。定評のある冷凍餃子が、生協の宅配で届いていますので、水餃子にしようかと思っているところです。ただ、『ラーメンを食べると脳卒中で死亡する!』と、ラーメン店を敵視して言ってるのではありません。栄養価はバランスよく器に守られてもいるのです。念のため。
(ウイキペディアによる「豚骨ラーメン」です)
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