高校野球選手権大会が、今、降雨順延で、空を仰ぎながら、予報を注意しながら進行されていますが、わが県の出場校は、作新学院高校です。県都の宇都宮にある、生徒数3000人を誇る私立高校です。
1885年(明治18年)に、下野英学校が創立されて、旧黒羽藩の藩校「作新館」の名を受け継いで、私立作新館と改称されて、戦後、がくせいかいかくにしたがって、「作新学院高等学校」となって今に至っています。
この学校の野球部は、一昨日の対高松商業高校との試合に、残念ながら敗れましたが、その健闘は素晴らしいものがありました。この野球部の今大会登録 member の20人の部員は、全員、栃木県下の中学校の出身なのです。控えの部員の中にも、県外の部員はほとんどいないそうです。
他県から優秀な選手を集めての team 作りをしないのは、素晴らしいことではないでしょうか。勝つためには、〈青田買い〉をして、強い team を作る学校がほとんどになっている中、そのこだわりには、素晴らしいものがあります。私と同年齢に、早稲田大学、プロ野球と活躍した八木沢荘六は、この作新学院を卒業していました。作詞が佐伯孝夫、作曲が佐々木俊一、唄が灰田勝彦の「野球小僧」がありました。
野球小僧に逢ったかい
男らしくて純情で
燃える憧れスタンドで
じっと見てたよ背番号
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
朗らかな 朗らかな 野球小僧
野球小僧はウデ自慢
凄いピッチャーでバッターで
街の空地じゃ売れた顔
運が良ければルーキーに
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
朗らかな 朗らかな 野球小僧
野球小僧が何故くさる
泣くな野球の神様も
たまにゃ三振 エラーもする
ゲーム捨てるな頑張ろう
僕のようだね 君のよう
オオ マイ・ボーイ
朗らかな 朗らかな 野球小僧
次兄が野球小僧で、東京都ベスト16で、甲子園の夢は叶いませんでしたが、父譲りの野球大好き人間で、父も兄の活躍を喜んでいました。上の息子の長男も、中学野球の選手で、最終学年の市の大会で、home runを打ったのですが敗退し、涙を飲んでしまいました。また次女の息子も、bace ball club の選手で活躍して、pitcher をやって、home run を打ったと、次女が映像を送ってきました。
野球は面白い sports です。千葉とか与那嶺とか稲尾とか江夏とか、素晴らしいプロ野球選手選手がいました。たくさんの野球小僧を、津々浦々で生み出してきているのです。今まさに活躍中は、大リーグの大谷翔平、ソフトバンクの甲斐拓也などが面白いですね。オリンピックでは、アメリカ代表を破って、優勝したのは素晴らしいことでした。
楽しく game をしているのを見るだけで、野球小僧ではなかったのに、手に汗を握り、bat を構えたくなるほどです。上海帰りの私は、一回だけ、甲子園に駆けつけ、母の故郷の team を応援したことがありました。後楽園、神宮球場には出かけたことがありますが、河原の野球場でやってる草野球も、小学生が校庭でやってる練習も素敵です。