助け

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今朝、3時頃、まだ早暁の電話の呼び出し音に、『何が起こったのだろう?』と飛び起きたのです。お借りして、滞在している家の持ち主、奥様から電話でした。ご主人が、新聞配達中に交通事故で、医大病院に搬送され、手術をしなければならないかも知れないとの知らせでした。

そこで次女を起こして、車の運転をしてもらい、奥様と一緒に病院に駆け付けました。ところが救急外来の診察で、打撲ですんだそうです。CT検査は土曜日にとのことで、即刻、帰宅できるとのことで、お家までお連れして、帰宅したところです。

事故で怪我をされたと聞いたとき、最悪の事態を、電話の声にお聞きしたので、覚悟をしたのですが、大怪我でなかったのは幸いでした。事故の状況は、交差点の中で、相手は全国紙、友人は地方紙、双方とも配達をされておいで同士の衝突で、お二人とも救急搬送されたそうです。

とても驚いてしまったのですが、この事態に次女がいてくれて助かりました。まだ「丑三つ時?(うしみつどき/真夜中)」なのに、起きてくれたのです。彼女は毎日、面会禁止の中を、ナースステーションに行って、看護士さんに家内の状況をお聞きし、着替えを届け、そして洗濯物を持ち帰るのを繰り返して来て、その次女の送迎の助けは大きいのです。

送り出してくれた彼女の家族、彼らの親族やクラブの友人たち、同級生の親御さんたちが、母親の留守の家に、料理を運んだり、車の送り迎えをしてくれたり、連携して支えて来てくれているのです。次女は三度の食事の用意をしてくれて大忙しです。次女の主人も二人の子もやって来てくれていますー。

長女は、初めは単身で、家内の助けのために帰国してくれました。西海岸の本社に、転勤するために任地に戻り、万端をすませて、先週の土曜日に、主人同伴で再来日してくれています。長男夫妻も駆けつけてくれ、長男の役割を果たしてくれています。次男が決まって週末に顔を出してくれています。特に次男は、母親の治療のために、主治医が感心するほどに、病状判断をしてくれ、家内の状況を、私たちに知らせてくれています。

何よりも、友人、家族、親族のみなさんに支えられているのを感謝しております。一月初めに助けてくれた、中国の街の家内の友人たちが、ビザの発給申請をして、三月に入ってからの来日を計画し、家内を見舞うと知らせてくれました。大きく助けられ、少しの助けをさせて頂いている、そんな今日この頃です。