『アメリカには徴兵制度がありますか?』と言う問いに、America center が次のように答えています。
『ベトナム戦争後、いったん徴兵は終わりましたが、1980年にカーター大統領の告示により1960年1月1日以降に出生し18歳となった男性は登録することが義務づけられました。
現在は18歳から25歳までのアメリカ国籍を持つ男性はSelective Service Systemに登録し、訓練を受ける義務があります。(5年以下の懲役か25万ドル以下の罰金)
留学生など一部を除き、国籍を持たない男性も対象となります。アメリ国籍を持つ男性は国外に住んでいても登録の対象となります。』
ヴェトナム戦争の時期に、友人から、『兵士として従軍したら、アメリカの市民権がもらえるんだそうだ!』と言う話を聞きました。アメリカの若者が、兵役逃れで、外国に仕事を得て出かける人があったのに、外国人が、他国に戦争に関わるというのには賛同できませんでしたし、銃を取りたくなかったし、アメリカの市民権も欲しくなかったので、その話には乗りませんでした。
次女からの chat で、ロシア系の友人がいる孫娘から母親にでしょうか、『お兄ちゃんも戦争に行くの?』と聞かれたと言ってきました。まだ子供だと思っていたのに、社会的な責任を負わなかけれまばならない年齢になったのを知って、アメリカは、これまで数多くの兵士を外国に遣わしてきた歴史のあったのを、今更ながらに思い出した Jiiji です。
私のアメリカ人の知人で、太平洋戦争に従軍した経験のある方、父の世代の方が、『再び戦争が始まったらどうしますか?』と聞かれて、『祖国のために従軍します!』と即答していました。その理由を、『もし、自分の妻や子が不審者に殺されそうになったのを知ったとします。そこに銃があったら、その銃を手にとって、妻や子を守ります。だから、同じ思いで、祖国の防備のために戦います!』と言われたのです。
妻と育てていた四人の子に対して、彼らに及ぶ危害について、夫や親として、妻子を守るのは、養育者の務めを負った私の責任だと思って、これまで生きてきました。娘が送ってくれた、今回のウクライナで始まった戦争に、孫を守るために、80歳のお爺さんが、bag に数枚の下着と sandwich を持参 して、戦いのために志願している、路上の様子を写した写真(上掲のものです)が添えられていました。
『そのとき、イエスは彼に言われた。「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。(マタイ26章52節)』
侵略のために、銃を取り、海を渡った過去を持つ私たち日本は、これから起こる戦時の時に、攻撃者の前に、なすすべを知らずに傍観しかできないのでしょうか。それとも妻や子や孫や両親を、銃火から守るために立つべきなのでしょうか。悲しいかな、そう言う事態が目前に起こり得るかも知れません。
主イエスさまが、おっしゃられたことを知っている私で、基督者でもありますが、苦渋の覚悟で、妻や孫を守るために銃を取る覚悟でいる、これが夫であり、ジイジである私の選択であり、決心なのであります。
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