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今日は、二十四節気の「冬至」で、お姉さんのような家内の友人が、庭になっている「柚子(ゆず)」を2個届けてくれました。余所者の私たちに、日本情緒にひたれるようにとのお気持ちが嬉しかったのです。
「南瓜」も、この日に食べるのだそうで、これはスーパーで買って来ましたので、オイル焼きして、夕食で食べました。いつもよりも美味しかったのです。母が、煮干しで煮しめにしてくれた南瓜の味とは違っても、冬至気分を満喫できました。
折角のご好意に、風呂をたてて、「柚子湯」にしたのです。湯船に、ゆずを浮かべてひたりました。『あゝニッポンジン!』と言う思いが湧き上がって来て、♭ ああ誰にもふるさとがあーる ♯ と、湯船の中で、鼻歌を歌ってしまいました。こんな気分は何年ぶりでしょうか。
数年前に、一人で帰国した時、「菖蒲(しょうぶ)湯」を、弟が立ててくれて、『入って!』と言ってくれました。帰国するのが分かって、「端午の節句」は終わった五月末になっていましたが、乾燥させた菖蒲で用意してくれていたのです。優しいもてなしに感涙してしまいました。
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