魅力度?

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 「地域ブランド調査2021」の enquête(アンケート)結果から、47都道府県の魅力度ランキングの結果が出ています。父と母の生まれ育った県、生まれた県、育った県、働いた県、老後を過ごしてる県、行きたい県、住んでみたい県など、様々です。それぞれに思い出や、肝入りがあっていいので、魅力度を図って、ranking を決めてしまうのに、賛成しかねます。

 満遍なく訪ね、そこに住む人々に接して、長い生活の跡を見てからでなくては、何も言えないのではないかと思うのです。北海道から始めて、沖縄まで、思うことを記してみたくて、ブログの題材に取り上げていますが、前回最下位の栃木県に住み始めて3年近くになりますが、生まれた県、育った東京よりも、《身の丈に見合った生活》を楽しみ、感謝することができて、家内と二人にとっては、とても魅力ある県なのです。

今回最下位の茨城県、隣の県です。子育て中に、海の家に行きました。じつに楽しいひと時を過ぎしたのです。弟の教え子の経営する海浜のホテルに、泊めていただき、海の幸で溢れるほどのおもてなしを受けたことがありました。東日本大震災の後でした。そのホテルも津波で被災していました。じつに素敵な思い出があります。水戸の偕楽園のお土産を、水戸出身の方から何度かいただき、ほっぺが落ちるほど美味しかったのです。

群馬県も、明治の興業期の富岡製糸場があって、日本近代化を牽引したのを忘れてはなりません。今夏、水上で2日間過ごしたのですが、自然は美しいし、人は親切ですし、食べ物も美味しかったのです。埼玉県民であったこともあります。日本有数の古墳群の「さきたま古墳」があり、日本の歴史の中では重要な学問的な価値を持っています。親切で、垢抜けた人が多い県なのです。島根鳥取、コロナ感染者が少ない県でしたし、母は出雲今市小町でした。近県隣県、どこも素敵です。ranking に惑わされずに、魅力を発揮して欲しいものです。どこの県にも、素晴らしい優点や歴史や営みがあります。

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