鈴と直談判

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 猫に仲間を獲られてしまう鼠たちが、猫から身を守る方法はないかと相談をします。ついに何をするかが決まったのです。猫の首に、〈鈴〉を付けることになりました。その鈴が鳴ったら逃げるのが一番良いということになったのです。ところが、だれが猫の首に鈴を付けに行くかと言うことになりました。それは危険極まりない仕事なのですから、それを引き受ける鼠は一匹もいませんでした。その相談は頓挫してしまったのです。

 そう『イソップ物語』の寓話にある話です。今、2020TOKYO大会が行われ、その終了後には、パラリンピックが開かれようとしています。初めから、尾身会長は、『こう言った状況では、普通はしないのですが!』と言ったのに、専門家の苦渋に満ちた意見を聞かないで、開催にこぎつけてしまったわけです。大会の開催と同時に、感染者数はうなぎのぼりに増えており、警告が的中して医療の逼迫状況が起こっています。また、今後の見通しも、感染者の減少は考えられず、増加の一歩をたどって行くとのことです。

 死の危険のある疫病下の方策で、人々の健康を維持し、死亡件数を、これ以上に増やさないための『やめます!』を決断して頂くには、頑固一徹な方に、だれかが〈鈴〉をつける様に、強烈に進言できるのでしょうか。ちょっと、ない頭を絞って考えてみました。政府の諮問機関、コロナ対策分科会の会長の提言、直談判を受け入れられないなら、

ほとんど顔を出さない奥さんはダメなのでしょうか。

zあの電通から転職した息子が言ったらどうでしょうか。

上皇さま、

天皇陛下、

防衛庁の統合幕僚長、

最高裁判所の所長、

検察庁の長官、

検事総長、

警察庁の長官

警視総監、

横浜税務署長、

国家公安員会の会長、

プロレスの猪木さん、

柔道の吉田沙保里さん、

将棋の藤井聡太さん、

MLBの大谷翔平さん

日銀の総裁、

国連の事務総長、

WHOの責任者、

柔道金メダルのオリンピック委員会の山下さん、

秋田県知事、

湯沢高校の校長、

法政大学の学長、

横浜市長、

横浜市立小学校の児童会長、

剣道のチャンピオン、

空手のチャンピオン、

少林寺拳法のチャンピオン、

ソフトバンクの孫会長、

所管の自治会の会長、

エベレストからスキーで滑降した三浦雄一郎さん、

読売新聞の渡邊社長、

国民栄誉賞の長嶋名誉監督や王名誉監督、

贔屓(ひいき)の床屋さん、

行きつけの寿司屋の大将、

初恋の女性、

同年生まれの強面の江夏豊さん、

段ボール工場の親方 etc.

 ご両親が健在だったら、その助言に聞かれるでしょうか。〈鈴〉をつけるのは無理かも知れませんが、どなたかが〈首〉になって、その上にある頭を下げさせられるのでしょうか。わが家は、だいたいどの夫婦も同じで、家内が頭の私をを動かしてくれていますが、奥さまが一番適任だと思うのですが。「かかあ天下」だったら可能でしょう。「亭主関白」だったら無理です。だれかが 〈普通のことができる様〉 に言わねばならない最終の時が来ています。

 この猛暑と雷雨の中、今秋、七十五になろうとしている弟が大会運営の volunteer をしていますので心配でなりません。無給の奉仕で、medalist のみなさんや大会役員は、驚くほどの報奨金を得て、〈貴族〉の様な生活があるそうですが。弟は年金生活者での奉仕、ちょっと考えさせられます。お金や名誉よりも大事なものがあるからです。選手も応援者も、スポーツを愛する全世界の人たちへの激励は忘れていませんが。命の安全さを願うのです。健康でなければ何もできないからです。

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