海の夏

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 太平洋岸の街に、グランパ(私と家内はジイジとバアバ)の家があって、次女の子たちが友人たちと訪ねて、サーフィングを楽しんでいる様子を撮った写真が送られて来ました。コロナ禍で、こんな時間を過ごせるのはいいですね。湘南海岸でも、どこの海浜でも、今年は遊泳禁止なのだそうですが、アメリカの西海岸は、個人や家族の決定に任されているのでしょうか。

 この西海岸の海は、水温が冷たくて、海水浴はできないのです。孫たちは、スイミングスーツ、サーフスーツを着ています。こんな夏の過ごし方はいいですね。以前訪ねた時に、この海岸のレストランに連れていってもらって、生牡蠣をご馳走になったことがありました。イタリア系の人たちは、牡蠣を生で食べるのですが、大勢の人が注文して、レモンのジュースをかけて食べていました。夏ではなかったと思います。

 牡蠣と言えば、華南の街に、「シャングリラホテル」があって、友人のご主人が政府の人で、招待券をもらったからと、そこのランチに連れていってくれたことがあり、生牡蠣があったのです。海鮮料理を生で食べる習慣が、中国のみなさんにはないのですが、大皿にいっぱい載っていて、思いっきり食べてしまいました。家内は食べなかったのですが、美味しかったのです。一度きりの華南の街の贅沢でした。

 奥まった関東平野の街で、手で触れる様に、日光の山並みがありまして、海のない県に住み始め、さらにコロナでの行動制限で、ほとんど電車に乗らなくなってしまった今、乗って、茨城か湘南の海に、海を見に、潮騒を聞きに、砂浜を裸足で歩きに行ってみたい思いがしてきます。マスクをしたら行けそうでしょうか。でも「自粛」の二文字が、目の前にちらつくのは時節柄仕方がなさそうです。

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